小學校で學び 大學受験でも出題される漢文
日本の學校教育は漢詩の學習を非常に重視している。漢文や漢詩、日本の俳句、和歌などの古典文學は、國語教育で非常に重視されている。
11年4月から、文部科學省が「學習指導要領」を改訂したのに伴い、小學校でも古典文學を學ぶようになった。低學年では、伝説や神話などを學び、中學年では、簡単な短歌や俳句、慣用句、故事成語を學び、高學年では古文や漢文を學ぶ。
日本の漢詩教育は節(jié)をつけて朗読することを非常に重視し、漢詩の節(jié)の美しさが強調されている。和歌教室や漢詩教室は東京にもたくさんあり、小學校では漢詩は學ばないものの、多くの小學生もそこで漢詩を習っている。日本の小學校は下校時間が中國よりも早く、漢詩や和歌を朗読するクラブを開設して、関心のある小學生が學べるようにしている學校もある。
日本の大學受験でも漢文や漢詩の問題が出題されることがある。例えば、東京大學の16年の入學試験では、文科類と理科類の國語の試験で、蘇軾の漢文「寓居定恵院之東、雑花満、有海棠一株、土人不知貴也(仮住まいは定恵院の東、野生の花々が山に満ち、カイドウ《バラ科》が一株あり、土地の人はその美しさを分かっていない)」が出題された。
このように、日本の名門大學に合格したいなら、文系だろうが理系だろうが、漢文や漢詩を絶対に攻略しておかなければならない。
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