アフリカ初のオフショア人民元建て債権「レインボー債」がこのほど中國銀行の南アフリカ?ヨハネスブルク支店で発行された。分析によると、オフショア人民元建て債権がアフリカ市場に初登場したことで、アフリカの金融事業(yè)は活性化され、アフリカ地域での人民元國際化の発展を進(jìn)めていく上での懸け橋になると分析されている。中國経済報(bào)が伝えた。

今回発行されるレインボー債は総額15億元（1元は約15.7円）で、期間3年間、利回りは4.88％。集められた資金は「一帯一路」（the belt and road）建設(shè)に関連した資金貸出プロジェクトに主に利用される。レインボー債は世界の投資家の間で積極的な反応を呼び起こし、注文の規(guī)模は一時(shí)は65億元に達(dá)し、最終的な金額は32億元となり、購入の倍率は2.13倍だった。最終的な価格は開始時(shí)の値動き幅に比べると大きく低下した。

中國銀行関連部門の責(zé)任者は、「中國銀行ヨハネスブルク支店はアフリカで初めて人民元建てで決済ができるようになった銀行だ。このたび同行を通じて人民元建て債権を発行したのは、主に同行が展開する人民元建て決済業(yè)務(wù)と資産運(yùn)用業(yè)務(wù)を支援するためであり、國際市場での影響力を高めるためだ。17年に中國資本機(jī)関が初めてオフショア人民元建て債権を公募発行し、今回はオフショア人民元建て債権市場の再編に成功したことは、シンボル的な意義がある。またここから中國のマクロ経済が安定に向かい、國際収支が改善するという大きな背景の下、海外市場では人民元配置のニーズが客観的に存在し、絶えず大きくなっており、世界の投資家の人民元建て資産に対する信頼の高さがうかがえる」と話す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月17日