日本の「ゆとり教育」は、中國の小中高校で現(xiàn)在進められている學(xué)生の負擔(dān)軽減業(yè)務(wù)を連想させる。しかし、同業(yè)務(wù)も一連の副作用をもたらしているのは明らかだ。例えば、午後3時半に下校するよう取り決めている學(xué)校も少なくないが、保護者は5時半か6時半にならないと仕事が終わらないため、學(xué)生は十分に勉強できないだけでなく、帰宅後に面倒を見てくれる人がおらず、保護者は子供を?qū)W習(xí)塾などに行かせるしかない。學(xué)習(xí)塾も玉石混交で、そのクオリティにも差があり、安全性にも疑問がある。さらに重要なこととして、これら學(xué)校以外で勉強する場は、道徳教育をメインとはしておらず、「詰め込み教育」を?qū)g施し、「受験競爭」を一層あおっているため、學(xué)生の學(xué)業(yè)の負擔(dān)は増し、「學(xué)校での負擔(dān)は軽減しても、學(xué)校外での負擔(dān)が増す」という現(xiàn)象が起きている。
また、経済的に余裕のある家庭なら子供を?qū)W習(xí)塾に通わせることができるものの、余裕がない家庭や農(nóng)村の家庭はそうすることが難しい。そのため、農(nóng)村の家庭の子供と都市の家庭の子供の間に優(yōu)劣ができ、教育格差が生じている。
中國と日本はどちらも東アジア文化圏に屬し、人口が多く、伝統(tǒng)的に教育を重視するという似たような社會的文化背景を持つ。中國の中流階級と日本の中流階級の子供の教育に対する思いを見ても、多くの共通點がある。スタート地點で他の人に負けたくないという観念の下、中國では幼いころから子供に教育を受けさせ、子供の學(xué)習(xí)時間が長すぎるという現(xiàn)象も深刻だ。教育面での経済的負擔(dān)が大きすぎるというのも、多くの人が2人目の子供をあまり作りたがらない大きな理由になっている。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月20日
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