ゴミ分別は、焼卻効率を上げるため
ゴミ焼卻の効果は、ゴミの成分と大きく関係している。魯家山のゴミは、北京市の複數(shù)の區(qū)の中継所から運(yùn)ばれてきたもので、すでに機(jī)械による分別と事前処理が施されている。
魯家山循環(huán)経済基地の投資?運(yùn)営責(zé)任者の賈延明氏は「最初の段階できちんと分別されていれば、焼卻の効果が高くなる。もしゴミの中に大きな建設(shè)ゴミなどが含まれていた場合、設(shè)備の故障をまねき、稼働に影響が及ぶ」とした。
ゴミ中継所は分別の任務(wù)を擔(dān)っている。北京馬家樓生活ゴミ中継所は、ドイツ政府から寄贈されたもので、1998年に稼働開始。中國初の大型自動化ゴミ分別設(shè)備を持つ。この生産ラインは現(xiàn)在、完全に國産化している。
同中継所の劉凱所長は「北京環(huán)衛(wèi)集団のゴミ収集車は各団地から収集したゴミをここに運(yùn)び、分別を行う。ローラー、磁力、風(fēng)力による分別といった自動処理を経て、燃えるゴミ、有機(jī)ゴミ、プラスチック、鉄に分別される」と話した。
ゴミ焼卻には常に反対の聲がつきまとう。清華大學(xué)固形廃棄物処理?環(huán)境安全國家重點(diǎn)実験室の劉建國副主任は「世界でゴミ処理が最も優(yōu)れている國は、焼卻の比率が高い國でもある。例えば日本は焼卻の比率が最も高い國で、ドイツも高い。しかしこれらの國は、ゴミ分別も徹底している。分別は焼卻しないためではなく、焼卻の効果を高め汚染を防止するためだ」と指摘した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月21日
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn