大阪府堺市の大衆(zhòng)食堂「銀シャリ屋 ゲコ亭」で半世紀(jì)ご飯を炊き続け、要請(qǐng)を受けて中國(guó)に渡った村嶋孟(つとむ)さんがこのほど、堺へ帰ってきた。昨年5月に家族3人で北京に移住していた村嶋さんは、「今後も、要請(qǐng)があれば訪中する」としている。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
村嶋さんはその容姿から「飯炊き仙人」の愛(ài)稱で親しまれ、専屬の通訳と醫(yī)師がつき、黒竜江省や吉林省、遼寧省などを回って、カメラや市民たちの前でご飯の炊き方をデモンストレーションしていた。中國(guó)各地で選抜した料理人10人にその技術(shù)を伝え、「弟子」に認(rèn)定した。
村嶋さんによると、白米は、粘りとつやと香りが決め手。北京の家のかまどで試行錯(cuò)誤を重ね、米を水に浸す時(shí)間を日本での40分より長(zhǎng)い1時(shí)間半にしたところ、今年3月に初めて納得できる銀シャリが炊けたという。「1年かけて火と水加減を工夫した。中國(guó)のトップクラスの料理人も『今まで食べた中で一番おいしい』と言ってくれた」と村嶋さん。
村嶋さんは昨年12月に堺へ戻り、今年3月には上海と北京のイベントに參加した。村嶋さんは、「中國(guó)での飯炊きの旅を通して世の中が見(jiàn)えてきた。中國(guó)全土から集めた50種類(lèi)の米で飯炊きを勉強(qiáng)させてもらい、感謝している」と語(yǔ)っている。 (編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年5月11日
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