夏休みに自然の中で遊ぶ日本の小學(xué)生

夏休みや冬休みになると、中國のほとんどの學(xué)生は、塾や習い事に忙しい日々を送り、加えて學(xué)校から出された大量の宿題があるため、學(xué)校に通っている時よりも負擔が大きくなることが多い。一方、日本には、春休み、夏休み、冬休みがあり、學(xué)校はそれら休みの時にたくさんの宿題を出すことはほとんどない。では、學(xué)生たちは長期休暇をどのように過ごしているのだろう？（文：張冠楠。光明日報掲載）

勉強一辺倒にならないよう子供たちに社會體験

見聞を広めるためには、たくさん勉強するか、たくさん旅をしなければならないと言われる。この2つに甲乙はなく、たくさん旅をすることの意義は、たくさん勉強することに劣るわけではない。そのため、日本人は夏休みになると、社會経験を積ませようと、子どもにいろんな活動に參加することを勧める。文化や知識を?qū)Wぶこと、自然に觸れること、社會を體験することなどは、どれも大切なことだ。例えば、學(xué)校は、ゴミ拾いなどの環(huán)境保護活動を企畫したり、農(nóng)家に行って畑仕事や田植えなどを見學(xué)させたり、體験させたりして、食べ物がどのようにしてできるのかということについて子供たちに教える。

學(xué)生の個性を伸ばす活動

日本の小中學(xué)校にはサッカーや登山、ブラスバンドなどのクラブがある。學(xué)生たちは自分の趣味や興味に合わせて所屬するクラブを選ぶことができる。ほとんどの學(xué)校には、バラエティに富むクラブがあり、ほとんどの生徒がクラブに參加している。また、日本の學(xué)校は夏休みや冬休みでも體育館が開放されており、クラブ活動が行われているほか、體育館で運動して體力づくりをするよう、生徒に提唱している。日本は集団活動を重視しており、長期休暇に海辺や山に行って「合宿」をし、生徒たちが衣食住を共にするよう企畫する學(xué)校も多い。