◆デマ 北京の大気品質(zhì)が悪化している？

分析：北京の暖房シーズンの大気品質(zhì)の改善は近年遅れているが、通年ベースで見(jiàn)ると北京の重度汚染日は年々減少している。國(guó)連環(huán)境計(jì)畫(huà)が2016年に発表した「北京の大気汚染改善の歩み：1998?2013年」評(píng)価報(bào)告書(shū)によると、北京の1998?2013年の二酸化硫黃の年平均濃度は78％減、二酸化窒素は24％減、PM10は43％減となっており、北京の大気品質(zhì)は15年間で持続的に改善されている。また米NASAなどの國(guó)際機(jī)関の観測(cè)データも、北京の大気品質(zhì)の持続的な改善を裏付けている。

◆デマ 子供が肺に吸引する煙霧は大人よりも多い？

分析：協(xié)和病院小児科の萬(wàn)偉琳準(zhǔn)教授によると、子供の肺は成人の構(gòu)造と似ており、かつ肺活量が成人よりも少ないため、大人より多く吸引することはない。

◆デマ 自動(dòng)車は北京の大気汚染の主因ではない？

分析：北京市は2014年、中國(guó)環(huán)境保護(hù)部（省）、中國(guó)科學(xué)院、中國(guó)工程院などの権威ある部門の指導(dǎo)のもと、PM2.5の汚染源を解析した。研究によると、北京市のPM2.5に対する自動(dòng)車の年平均寄與度は3割ほどで、現(xiàn)地の汚染源のうち最も高い割合となっている。北京では近年、石炭使用量の大幅削減、二酸化硫黃の濃度の急激な低下に伴い、自動(dòng)車のPM2.5への寄與度が高い水準(zhǔn)を維持し、従來(lái)を上回っている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年6月2日