これまで世界の高級住宅リストを見た場合、ニューヨーク?マンハッタンのミッドタウン、サンフランシスコの太平洋側(cè)高臺(tái)、ロンドン?ケンジントンが確実に上位3位に並んでいた。だが今では世界高級住宅地図は徐々に東漸し、中國の人気都市で高級住宅市場が活況を呈しつつある?!钢袊U済週刊」が伝えた。
2016年下半期、上海市の物件1戸の価格は34萬元(1元は16.2円)に上り、価格2億4200萬元の別荘が華僑城蘇河灣のランドマークになり、多くの人がこのあたりをテムズ川やハドソン川になぞらえるようになった。実際、価格だけでみれば、ニューヨークやロンドンの高級住宅の多くが蘇河灣の物件に及ばない。だが北京?海淀區(qū)ならこれくらいの物件はある。
商業(yè)用不動(dòng)産コンサルタント機(jī)関の関係者は、「現(xiàn)在、北京や上海のトップクラスの高級住宅の仲間入りのハードルは1戸あたり5千萬元で、これはシリコンバレーの科學(xué)技術(shù)界の富豪が集まるサンフランシスコ灣エリアの価格と同じくらいであり、ゴールデンゲートブリッジ付近の高級住宅も買える値段であり、世界で最も価格の高い場所だといえる。中國の一線都市の一般的な中古高級住宅の平均単価は『10萬+』から20萬元に近づいている」と話す。ロンドンに本部を置く不動(dòng)産コンサルタント會(huì)社?ナイトフランクが発表した2017年第1四半期(1~3月)のグローバル高級住宅指數(shù)によると、世界41都市の販売価格上位5%の物件を調(diào)べたところ、上昇幅上位4都市のうち、中國が3つを占めたという。
現(xiàn)在、1985年以降に生まれた「85後」が高級住宅市場の買い手の中心になっており、この新しい資産家たちの存在が、高級住宅の価格を低下しないどころか上昇させる支え役になっている。高級住宅ブランドの第一線で活躍する営業(yè)マンは、「ここ數(shù)年、高級住宅の買い手側(cè)市場に起きた最も明らかな変化は、購入者層の低年齢化で、1970年代生まれの70後から85後へと急速に移りつつあり、一線都市と有力な二線都市の高級住宅に最も興味を示すのは新しく登場したエリートたちだ」と話す。
昨年に中國各地で不動(dòng)産価格を抑制する政策が相次いで出され、特に一線都市では不動(dòng)産ローンの制限措置や不動(dòng)産購入制限が厳格に行われたにもかかわらず、ナイトフランクの調(diào)査によれば、今年第1四半期の高級住宅価格の上昇率ランキングでは、世界41都市の高級住宅価格の年増加率は4.3%となり、広州市が36.2%でトップ、北京は22.9%で2位、上海は19.8%で3位となり、ランキング全體を通しててこの「中國チーム」が最も目を引いた。
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