日本の漫畫家?士郎正宗のSF漫畫「攻殻機動隊」は、さまざまな國で、アニメーション映畫、TVアニメ、実寫映畫などの形式で上映、放送された。うち、神山監(jiān)督が2002年にメガホンを握ったTVアニメは、中國のドラマや映畫などの情報コミュニティサイト?豆瓣網(wǎng)で9.5ポイントという高い評価を受け、中國にも多くのファンを抱える。もちろん、未來が舞臺の物語であるため、フィクションのストーリー。しかし、同作品では、中國も重要な「役どころ」となっている。神山監(jiān)督は、「日本人は、外國の世界をよく知っているというわけではないものの、外國のものを崇めたり、憧れたりする傾向がある。そのような憧れを想像に変え、アニメにしている」とし、外國人であるため、中國をリアルに再現(xiàn)するのは難しいものの、「日本のアニメーターが見ているのは出資者の顔色ではなく、視聴者の顔色であるため、どんなテーマのアニメでも視聴者の立場に立って、何を考えており、どんなものを好んでいるかを考えれば、成功しやすい」との見方を示した。
中國人が中國の物語を描くのは、お手の物と感じるかもしれないが、「小門神(Little Door Gods)」のメガホンを握った王監(jiān)督は、「しっかりとした中國の物語を描くというのは、長い間悩み続けるほどの難題」とする。そして、「中國の物語となると、キャラクターやストーリーの構成、ビジュアルなど、いろんな要素が関係してくる。自分たちが作りたい中國の物語とは、一體どんなものであるかということをよく考える」という。そして、中國らしい作品をどうしても作りたいという思いから逆に優(yōu)柔不斷になってしまい、本題からそれてしまいそうになったため、「小門神」を製作する時は本當に苦悩したという。最近、王監(jiān)督の新作「阿唐奇遇(Tea Pets)」が完成した。同作品の製作の過程で、王監(jiān)督は、「中國人である自分たちが中國の物語をうまく描けないのなら、誰がそうすることができるのか」という自信を持つことができるようになり、形式上の束縛を捨てて、物語だけに注意を注ぐことができるようになったという?,F(xiàn)在、王監(jiān)督は、「1960-70年代、アニメ製作會社?上海美術映畫製作所は、見る人を感動させ、中國らしいアニメーション映畫をたくさん作り、數(shù)世代の人に影響を與えた?,F(xiàn)在、若い世代である自分たちの手で、本當の意味で若い人に受け入れられる中國のアニメーション映畫を作ることができれば」と願っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月20日
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