人民網(wǎng)の取材を受ける毛丹青氏
中國について知る:自分で見たものこそが真実
作家や翻訳者以外に、毛さんは神戸國際大學(xué)の教授も務(wù)めている。毎年夏休みになると、日本の學(xué)生を連れて中國へ行き、日系企業(yè)を訪問して、日本人駐在員に中國での生活や仕事について學(xué)生たちに向けて話してもらうようにしている?!钢袊摔い肴毡救摔沃袊藢潳工毳ぅ岍`ジのほうが、真実に近いと信じている。學(xué)生たちも中國へ來ると、大きく変化する。このような體験を通して、教室では見ることができないものを見られ、中國に対する興味も大きくなる」と毛さん。
又吉さんは中國に來る前に、日本メディアの取材に応じ、「テレビで上海浦東に摩天樓がたくさんあるのを見て、スケールの大きな都市だと思った」と語った。毛さんは、今回中國初訪問の又吉さんに、すぐに中國に関する知識(shí)を詰め込もうとはせず、「中國に行く前に、又吉さんにどんな準(zhǔn)備をしておくべきか、どんな本を読んでおくべきかなどは言わなかった。彼には真っ白な狀態(tài)で中國の環(huán)境に入ってもらって、現(xiàn)実の中でいろんなことを感じてもらいたかった」と話す。東京に帰り、又吉さんは毛さんに、「中國がとても気に入った。また行きたい」と話したという。
04年、毛さんは莫言さんと共に北海道を訪問した。莫言の小説「転生夢(mèng)現(xiàn)(原題:生死疲労)」の最後の場面のインスピレーションは北海道で得たという。「この2つの事に関連性があるかは分からないが、文化交流においては、個(gè)人の交流も非常に重要だと思う。文學(xué)には、目にした風(fēng)景を自分の文學(xué)王國に盛り込み、多くの人に見てもらうことができるという力がある」と毛さん。
02年に大江さんが莫言さんの故郷を訪問した時(shí)のことを振り返り、毛さんは、「莫言さんの故郷にいく途中で、大江さんがあぜ道に立って突然涙を流すという一幕があった。大江さんは、『初めて地平線を見た』と言っていた。彼の実家は山地にあり、地平線を見たことがなかったのだ。果てしなく広がる景色を見て、感極まっていた」と話してくれた?!溉摔热摔谓涣鳏细星榈膜胜长趣?、文學(xué)や文化を超えて、人と人、國と國が出會(huì)うことができる。これはとても素晴らしいことだ」。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月29日
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