東池袋中央公園が最もにぎわうのは、月1ペースで開(kāi)催されるコスプレイベントの時(shí)で、奇抜なファッションのコスプレイヤーでいっぱいになる。何かのキャラクターに扮してみたいという欲望は、もしかしたら誰(shuí)の心の中にでも眠っているもので、誰(shuí)の心にも自分とは違う自分がいるのかもしれない。16年10月に同公園で開(kāi)催された「ハロウィンコスプレフェス」には、小池百合子?xùn)|京都知事と豊島區(qū)の高野之夫區(qū)長(zhǎng)もコスプレ姿で登場(chǎng)した。小池知事が扮したのは、漫畫(huà)「リボンの騎士」の主人公?サファイアで、ステージに上がると「百合子！百合子！」の歓聲が上がった。

在日華人が池袋を好むのは、交通の便がよく、文化が豊富で、異國(guó)の地のオアシスのような場(chǎng)所だからだ。數(shù)年前、在日華人が池袋に中華街を作り、名実伴う中國(guó)人の天下にしようという案があった。しかし、今考えると、橫浜に非常に有名な中華街があるため、池袋にそれと同じうようなものを作る必要はない。実際には、池袋北口一帯はすでに「チャイナタウン」化しており、型にはまらない自由なムードがそこの良さだ。池袋が好きなら、そこを楽しみ、大切にすればいいのであって、自分の物にしてしまう必要はない。自分の愛(ài)する場(chǎng)所は、「學(xué)問(wèn)」と見(jiàn)てそこに敬意を示さなければならない。実際には、池袋には現(xiàn)在、中華料理だけでなく、ベトナム料理やインド料理、タイ料理などもある。20年の東京五輪開(kāi)催の風(fēng)に乗り、池袋がアジアのグルメ天國(guó)になればそれほどよいことはなく、もちろん、中華料理は引き続き「ボス」としての地位を保たなければならない。

にぎやかで、型にはまらず、多彩で、包容力がある……。これが池袋の魅力で、日本のグローバル化や大衆(zhòng)文化を見(jiàn)てみたければ池袋に來(lái)るといい。池袋は「學(xué)問(wèn)」の一つで、あなたも、そこから帰りたくなくなり、いつの間にかその學(xué)問(wèn)に溶け込んでしまっているという日もくるかもしれない。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年7月14日