Q:中日両國(guó)の貿(mào)易交流が深化するにつれ、より多くの中國(guó)の情報(bào)が日本に伝わり、対日投資業(yè)務(wù)を展開(kāi)する中國(guó)企業(yè)も増えている。文化という観點(diǎn)から、日本への情報(bào)伝達(dá)や対日投資において注意すべき問(wèn)題はないか?
莫さん:対外投資をする場(chǎng)合、対象國(guó)の文化背景を理解しておくことは非常に重要だと、私は思う。
例えば、私は、対日投資をする中國(guó)人の友人にたくさん接してきた。彼らは日本で、自分にはどれほど素晴らしい実績(jī)があるか、どれほど豊富か資金があるかを語(yǔ)る。しかし、日本の企業(yè)はそのようなことにあまり興味を示さない。日本のある漁業(yè)関係の會(huì)社の社長(zhǎng)が、「私と提攜したり、私の會(huì)社の株式を手に入れたりしたいなら、まず、私の會(huì)社の魚(yú)を買(mǎi)うところからスタートしなければならない」と言っていた。
だから、対外投資、企業(yè)間のM&Aというのは、単純な資金の合併ではなく、実際には文化背景の結(jié)合で、スタッフチームの再編といえる。外國(guó)企業(yè)の従業(yè)員を自分の部下にし、自分のために奮闘してもらうというのは、本當(dāng)に簡(jiǎn)単なことではない。
最近、私は中國(guó)で「鯛與羊」という本を刊行した。その目的は、中日の言葉の違いを通して、中日文化の違いを論じること。対日投資をしてる人の交渉のテーブルにおける話のネタを増やしてもらうほか、日本文化や日本人の考え方を理解する重要な參考資料になればと思っている。
その他、海外企業(yè)のM&Aが成功するかは、買(mǎi)い手企業(yè)のトップに人格的魅力があるかにかかっていると思う。企業(yè)、法人は、自分個(gè)人の魅力だけでなく、國(guó)家の魅力をも代表していることをいつも心に留めておかなければならない。會(huì)社內(nèi)部で文化の違いが原因のトラブルが起きた時(shí)、業(yè)務(wù)命令を下すのではなく、トップが大きな器で従業(yè)員の心に働きかけるほうが効果的なことが多い。小さなこと、細(xì)かなことから努力したほうが、M&Aを?qū)g施した後の企業(yè)再編が円滑に進(jìn)むだろう。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年7月21日
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫(xiě)真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn