先日のASEANプラス1（中國(guó)）外相會(huì)議は「南中國(guó)海における行動(dòng)規(guī)範(fàn)」の枠組を承認(rèn)した。中國(guó)ASEAN関係の発展、及び南中國(guó)海地域さらにはアジア太平洋地域全體の平和と安定にとって、大変良い事だ。（文：賈秀東?本紙?zhí)丶s論説員、中國(guó)國(guó)際問(wèn)題研究院特別招聘研究員。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

だが米日豪外相は共同聲明を発表し、名指しこそしなかったが中國(guó)をむやみに非難し、南中國(guó)海問(wèn)題にあれこれ口出しした。米日豪の全ての行いは、使い古された手口の再演だ。昨年のASEAN関連外相會(huì)議期間も米日豪は共同聲明を発表し、南中國(guó)海問(wèn)題を意図的に誇張し、地域の緊張を言い立てた。

それから1年が経ったが、この3つの域外國(guó)は自制しないばかりか、一層ひどくなっている。今年の共同聲明は南中國(guó)海問(wèn)題の平和的解決過(guò)程への干渉を一層露骨に企て、否定的メッセージを?qū)澩獍k信した。王毅外交部長(zhǎng)（外相）は今年「一部の國(guó)は南中國(guó)海情勢(shì)が安定へ向かうのを見(jiàn)たくないのではないか？」と再び詰問(wèn)した。

域外のこの數(shù)カ國(guó)は、あくまでも南中國(guó)海の撹亂者になりたいようだ。米日豪には一體どんな計(jì)算があるのかと問(wèn)わざるを得ない。2010年、ASEAN関連外相會(huì)議の前身であるASEAN地域フォーラム外相會(huì)議で、米代表団は南中國(guó)海問(wèn)題を騒ぎ立てて、長(zhǎng)年平穏だった南中國(guó)海に波風(fēng)を立て、自らの「アジア太平洋リバランス」政略推進(jìn)の口実を作ろうと畫(huà)策した。米政権は交代したものの、南中國(guó)海?アジア太平洋地域をかき亂して漁夫の利を得る戦略構(gòu)想を変えてはいない。安倍政権はここ數(shù)年、右傾化外交?安全保障戦略を推し進(jìn)めるため、自ら米國(guó)に歩調(diào)を合わせ、中國(guó)関連の問(wèn)題に対しては、「およそ」中國(guó)の外交戦略に有利な事であれば、消極的な姿勢(shì)をとり、さらには手を出してかき亂す、「およそ」中國(guó)外交に試練をもたらす事であれば、利用し、さらには火に油を注ぐという、2つの「およそ」を行ってきた。オーストラリアでは、「経済的には中國(guó)に頼り、安全保障面では米國(guó)に頼る」という狀況のバランスをうまく取れず、さらには南中國(guó)海問(wèn)題を利用して存在感を示そうとする者がいる。この3カ國(guó)は南中國(guó)海問(wèn)題で「意気投合」しており、いずれも中國(guó)とASEANが南中國(guó)海問(wèn)題をうまく処理して、自らが「脇に追いやられ」、離間を煽る取っ掛かりを失うことを懸念している。