最近、注目を集めている歐州での農(nóng)薬が殘留した「毒卵」問題は拡大を続け、このほどついに香港地區(qū)にも波及した。中國経済網(wǎng)が伝えた。
今月3日、オランダの食品安全部門が147ヶ所の農(nóng)場で生産された鶏卵から殺蟲剤フィプロニルが検出されたことを明らかにし、問題はドイツ、オランダ、英國、フランス、ベルギー、スウェーデン、スイスなど10ヶ國に波及しているとした。翌日の4日には、香港食物安全センターがオランダから別々のロットで輸入された卵のサンプル2個を市場で採取して検査したところ、いずれも基準(zhǔn)値を超えるフィプロニルが検出された。同センターは輸入業(yè)者の大昌行集団に回収を指示し、関連業(yè)界に販売を停止し棚から下ろすよう要請した。
フィプロニルはノミ、ダニ、シラミを駆除する効果があり、世界保健機関(WHO)に「人體に対し中程度の毒性がある」とされる化學(xué)物質(zhì)だ。歐州連合(EU)の規(guī)定では、人が口にする食品産業(yè)チェーンの家畜家禽類に使用してはならないとされる。7月末には、ベルギーとドイツでフィプロニル混入の疑いにより、100萬個の卵が販売店の棚から下ろされた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月12日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn