キャリアロケットシリーズチーフデザイナー、中國工程院院士の竜楽豪氏はこのほど、北京航空航天大學(xué)で「中國の長征ロケットは現(xiàn)在まで252回の打ち上げが実施され、344基の宇宙船を予定の軌道に送り屆けている。各種宇宙軌道に実用宇宙船を送り込む能力をつけている」と話した。新華社が伝えた。
長征1號ロケットは1970年、「東方紅1號」衛(wèi)星を打ち上げ、中國宇宙事業(yè)の幕を開いた。中國の長征ロケットはその後、ハイスピードな発展を成し遂げている。
竜氏によると、中國は1985年に長征ロケットを國際商業(yè)打ち上げに応用することを宣言。まず投入されたのは長征3號で、主力は長征3號甲シリーズ?!?990年4月にアジア1號を打ち上げてから現(xiàn)在まで、國際商業(yè)衛(wèi)星の打ち上げを57回行っており、國際商業(yè)打ち上げ市場で一定のシェアを占めている」とした。
環(huán)境保護(hù)と國家重大戦略の発展の需要を満たすため、中國は2006年より無毒?無汚染の次世代ロケットである長征5號の開発を開始し、より多くの型式の研究開発を展開した?,F(xiàn)在まで、長征5號、長征6號、長征7號が初飛行に成功している。次世代ロケットに合わせ建設(shè)された天津ロケット生産基地、文昌発射場が稼働開始した。
また次世代4段固體燃料ロケットである長征11號の初飛行が成功。今後は自然災(zāi)害などの緊急対応で重要な力を発揮する見通しだ。
竜氏は、「長征ロケットは実用宇宙船を各種宇宙軌道に送り屆けることができる。長征ロケットは252回の打ち上げで、344基の宇宙船を予定の軌道に送り屆けており、現(xiàn)在も170基以上が軌道上を飛行中だ。その軌道打ち上げ制度、打ち上げ成功率、現(xiàn)役輸送能力は世界トップの地位を占めている」と述べた。
また長征8號の開発が始まっている。中國大型ロケットである長征9號は、技術(shù)の難関突破の段階に入っている。中國次世代長征ロケットの型式が豊富になるのに伴い、中國宇宙事業(yè)の発展の基礎(chǔ)を固め、中國の宇宙強(qiáng)國という夢の実現(xiàn)を促していく。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月12日
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