中國のロケット打ち上げ作業(yè)は將來的に、4大発射場(酒泉、太原、西昌、文昌)以外でも行われる。國際商用ユーザーの需要に基づき、中國の長征ロケットは固體燃料ロケットによる海上打ち上げサービスを開発中だ。中國航天科技集団公司の楊保華副総経理は、中國は2018年に初となる海上商用打ち上げを実現(xiàn)する見通しと表明した。新華社が伝えた。
楊副総経理は、「現(xiàn)在の商用打ち上げの低コスト、短い準備期間という需要を見據(jù)え、當社は豊富で多様な商用発射場ソリューションプランの提供に盡力する。便利で低価格でローコストな低軌道小型ロケット打ち上げサービスでは、既存の長征6號と長征11號が柔軟に対応できる打ち上げ、迅速な反応の特徴を持つ。これを踏まえた上で、低軌道の打ち上げ価格を重さ1キロ當たり5000ドル(約57萬円)まで引き下げ、打ち上げ準備期間を1週間に短縮できる見通しだ」と話した。
中國は海上打ち上げの明確な計畫を策定していた。中國航天科技集団公司第一研究院宇航部の唐亜剛副部長によると、長征ロケットは今年中に海上打ち上げの重要技術試験を行い、來年にも國際商用ユーザーにこの打ち上げ方法を提供する見通しだ。長征ロケットは重さ500キロの衛(wèi)星を軌道傾斜角0-10度、高度500キロの軌道に屆けることができるようになる。
赤道付近に位置する多くの國では近年、近赤道?低傾斜角衛(wèi)星の打ち上げの需要が旺盛になっている。この衛(wèi)星を打ち上げる場合、赤道に近いほど積載量の損失が減り、打ち上げコストが下がる。そのため赤道に近い海上からのロケットの打ち上げは、宇宙強國が競って開発する打ち上げ方法となっている。
唐副部長は、「海上打ち上げは技術的にそれほど難しくはない。海上打ち上げプラットフォームは、1萬トン級の一般的な貨物船に改造を加える。ロケットは、打ち上げ施設への依存度が低く、技術的に成熟している固體燃料ロケットを採用する」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月3日
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