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初の國産空母が最終試験段階に 「遼寧」との違いは

人民網(wǎng)日本語版 2017年12月06日16:33

中國初の國産空母の建造の進捗狀況は常に注目の的だ?,F(xiàn)在は停泊試験の最終段階にあり、近い將來に出港して洋上試験に入るはずだ。中國中央テレビ(CCTV)ニュースが伝えた。

中國初の完全獨自開発の國産空母は大きさでは「遼寧」と大差なく、共に中型空母でスキージャンプ発艦用の甲板を採用している。では、何が違うのだろうか?

まず、最大の違いは設(shè)計理念だ。周知の通り、「遼寧」の艦體は重航空巡洋艦ヴァリャーグを改裝したものだ。一方、初の國産空母は最初から空母の基準に従い設(shè)計された。例えば、重航空巡洋艦ヴァリャーグは艦首中央の甲板下に対艦ミサイル12発を搭載していた。これは甲板下の相當大きな空間を占めていたが、「遼寧」への改裝時に完全に取り除くことはできなかった。初の國産空母は當然こうした拘束を受けず、構(gòu)造設(shè)計において艦載機部隊の作戦上のニーズにより適合し、內(nèi)部の艦載機搭載空間も拡大している。

初の國産空母と「遼寧」には外から目に見える違いもある。最も明らかなのは、初の國産空母のアイランドが「遼寧」より短くなる一方で、高さは増していることだ。新空母のアイランドの艦橋は「遼寧」より1層増えている。アイランド上のレーダーの位置と形狀も異なる。

軍事専門家の尹卓氏は「われわれはアイランドの設(shè)計において、できるだけ合理的に縮小することを検討する。アイランドを縮小することで、駐機面積が増える。駐機面積が増えれば、戦闘機の出動量が増える」と指摘する。

初の國産空母は「遼寧」と同様、4面のフェーズドアレイレーダーを搭載しているが、位置と形狀は異なる。「遼寧」のレードームは隆起した円弧形だが、初の國産空母のものは平面だ。これは後者がより冷卻性能に優(yōu)れることを意味する。(編集NA)

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月6日

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