東京高等裁判所の近くで抗議集會を開く原告団。
東京高等裁判所は14日午前11時20分(北京時間午前10時20分)、重慶大爆撃対日民間賠償請求訴訟の第二審判決を言い渡した。判決の內(nèi)容は第一審と同様、重慶大爆撃の史実を認(rèn)めるものだったが、日本政府に謝罪と損害賠償を求める原告の請求は取り下げられた。人民日報客戸端が伝えた。
舊日本軍は、1938年から1943年にかけて、重慶で200回以上の爆撃を繰り返した。重慶大爆撃の被害者は2006年3月、東京地方裁判所で日本政府に損害賠償を求める民事訴訟を起こした。2009年10月には3度目の提訴を行い、原告は188人に増えた。
2015年2月25日、重慶大爆撃民間損害賠償訴訟の第一審判決が東京高裁で言い渡された。裁判所は188人の原告に対し、彼らの訴えを棄卻し、裁判費(fèi)用についても原告?zhèn)趣?fù)擔(dān)するよう告げた。
裁判長が判決を言い渡した後、原告団の粟遠(yuǎn)奎団長は直ちに、この判決は不當(dāng)であるという抗議の意を示した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月15日
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