商務部（商務?。─胃叻鍒蟮拦伽?4日に行われた記者會見で、「今年1～11月には、全國で新たに設立された外資系企業(yè)は3萬815社に上り、前年比26.5％増加した。実行ベース外資導入額は8036億2千萬元（1元は約17.0円）に上り、同9.8％増加した」と説明した。

11月の外資系企業(yè)新規(guī)設立數(shù)は4641社で同161.5％増加し、実行ベース外資導入額は1249億2千萬元で同90.7％増加し、いずれも大幅な増加を達成した。1～11月の外資導入には次の4つの特徴がみられた。

（１） 産業(yè)の導入する外資が増加を続けた。

（２）ハイテク産業(yè)の外資導入が引き続き良好な増加傾向をみせた。ハイテク製造業(yè)の実行ベース外資導入額は601億5千萬元で同9.9％増加した。ハイテクサービス産業(yè)の同外資導入額は1771億元で同100.9％増加した。

（３）中部地域の外資導入が増加傾向を維持した。1～11月の中部地域の実行ベース外資導入額は520億9千萬元で同29％増加した。

（４）主要な投資資金源の地域のうち、1～11月には香港地區(qū)からの実行ベース外資導入額が同20.1％増加し、臺灣地區(qū)は同47.2％増加、日本は同7.4％増加した。

1～11月には國內(nèi)の投資家が世界174ヶ國?地域の海外企業(yè)5796社に非金融分野の直接投資を行い、投資額は累計1075億5千萬ドル（1ドルは約112.3円）で、同33.5％減少した。理性を欠いた対外投資がさらに効果的に抑制され、といえる。このうち、11月の非金融分野の直接投資は212億4千萬ドルで同34.9％増加し、今年初めて単月のプラス成長を達成した。

1～11月の対外投資協(xié)力には主に次の3つの特徴がみられた。

（１）「一帯一路」（the Belt and Road）參加國への投資協(xié)力が緩やかに推進された。

（２）対外投資の減少幅が縮小し、投資先の産業(yè)構(gòu)造の最適化が続いた。対外投資は主にリース?ビジネスサービス産業(yè)、卸売?小売産業(yè)、製造業(yè)、情報伝達?ソフトウェア?情報技術（IT）サービス産業(yè)に向かい、全體に占める割合は順に28.4％、21.5％、14.5％、9.2％となった。不動産業(yè)、スポーツ?娯楽産業(yè)への対外投資で新規(guī)プロジェクトはゼロだった。

（３）対外請負プロジェクトでは新たに契約されたビッグプロジェクトが多くあり、輸出牽引の役割を果たしたことは明らかだった。

高報道官は米國の稅制改革が中國の外資誘致力を弱めるかどうかについて、「稅制策は企業(yè)の投資の方針決定に影響する重要な要因ではあるが、決定的な要因とは限らず、投資の方針は投資先のマクロ経済の安定性、市場の潛在力、生産要素、ビジネス環(huán)境など総合的要因によって決まるといえる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月15日