映畫「紅海行動(dòng)」のポスター

中國(guó)の2月の映畫興行収入が100億元（約1680億円）の大臺(tái)を突破し、中國(guó)大陸部の1ヶ月當(dāng)たりの興行収入記録である73億7000萬元（約1233億7000萬円）のほか、北米市場(chǎng)で2011年7月に作られた13億9500億ドル(約1479億円)の記録も塗り替えた。

春節(jié)(舊正月、今年は2月16日)期間中、1つの市場(chǎng)における1日當(dāng)たりの興行収入記録、1日當(dāng)たりの動(dòng)員數(shù)記録、週末の興行収入記録など、中國(guó)は一連の世界記録を塗り替えた。春節(jié)に合わせた7連休中の興行収入は57億2300萬元(約961億円)で、そのうち中國(guó)國(guó)産映畫の割合が99.66％、動(dòng)員數(shù)は1億4000萬人以上となった。つまり、7連休中、中國(guó)人の10人に1人が映畫館に行った計(jì)算になる。

中國(guó)では春節(jié)に映畫を見るというのが多くの人にとって「恒例行事」となっている。興行収入が絶好調(diào)となったのは、今年の春節(jié)映畫のクオリティが高かったことが主な原因だ。調(diào)査によると、映畫を見た人の春節(jié)映畫に対する満足度は83.4ポイントと、これまでの調(diào)査で最高だった。例えば、15年に中國(guó)海軍がイエメンで実施した自國(guó)民の「救出作戦」を基にした映畫「紅海行動(dòng)（OPERATION RED SEA）」は、ハリウッド映畫にも引けを取らない製作スケールだったほか、ストーリーもおもしろく、中國(guó)が世界において自國(guó)の責(zé)任をしっかりと果たしていることが力強(qiáng)く描かれ、中國(guó)人が誇りを持てるような內(nèi)容にしたため、大ヒットとなり、「おもしろければ売れる」という市場(chǎng)の鉄則が再び証明された形となった。