▽海外進(jìn)出に挑戦
実際には、支付寶(アリペイ)と中國銀聯(lián)を代表とする國內(nèi)機(jī)関がすでに「海外への船出」に積極的に乗り出し、東南アジアや中央アジアの各國?地域に技術(shù)、基準(zhǔn)、経験を輸出することに成功し、現(xiàn)地に金融包摂の発展とデジタル経済のモデル転換をもたらした。易観の決済業(yè)務(wù)アナリストの王蓬博氏は、「アリペイがインドでトップの決済企業(yè)を支援して設(shè)備や製品の充実をはかったケースなどから、中國のモバイル決済技術(shù)が非常に進(jìn)んでいることがわかる。最近は、アントフィナンシャルサービス グループの時価総額が1千億ドル(1ドルは約106.8円)に達(dá)したとの情報も伝えられた」と述べた。
似たような成功事例には次のようなものがある。17年7月、銀聯(lián)が中心になって制定した世界通用のQRコード決済基準(zhǔn)が、國際クレジットカードブランドと決済技術(shù)基準(zhǔn)の認(rèn)定機(jī)関EMVcoの公式サイトを通じて発表された。中國銀聯(lián)がEMVcoのメンバーとして、グローバル決済基準(zhǔn)の制定に積極的に參加し、グローバル決済基準(zhǔn)の革新の推進(jìn)、中國基準(zhǔn)と國際基準(zhǔn)との融合の促進(jìn)で重要な役割を果たしている。銀聯(lián)はこのほか、一部の國の決済?清算システム構(gòu)築も積極的に支援し、技術(shù)面で支援を提供する。12~17年には、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど各國と引き続き協(xié)力関係を結(jié)び、銀聯(lián)クレジットカードの基準(zhǔn)を商業(yè)銀行のカード受理?発行業(yè)務(wù)における技術(shù)基準(zhǔn)とした。
こうしたことからわかるのは、中國の決済機(jī)関が努力を重ねてきたこと、そして海外進(jìn)出では引き続き課題に直面しているということだ。賀教授は、「國際決済基準(zhǔn)は長らくビザやマスターなど西側(cè)のカードブランドに獨占され、世界の銀行も企業(yè)もこの『西側(cè)基準(zhǔn)』に従わなければならなかった。中國と西側(cè)と2種類の基準(zhǔn)を共存させることは技術(shù)的に難しく、西側(cè)の基準(zhǔn)が主流になれば、中國はモバイル決済の基準(zhǔn)制定でも発言権を失うリスクに直面する」と指摘。王氏はさらに踏み込んで、「金融に対する各國の管理コントロールは厳格で、ユーザーの利用習(xí)慣も一律ではない。こうしたことがいずれも中國のモバイル決済が海外進(jìn)出で直面する難問になる可能性がある」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月9日
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