燃費(fèi)データ書(shū)き換えの疑いで調(diào)査を展開(kāi)していたスバルは2日、不正行為の存在を認(rèn)めた。また社長(zhǎng)が今年6月で退任し、各種問(wèn)題の処理に當(dāng)たると表明した。

NHKの報(bào)道によると、スバルの吉永泰之社長(zhǎng)は記者會(huì)見(jiàn)で、完成した車(chē)の燃費(fèi)や排ガスの検査データを書(shū)き換える不正を行っていたことを認(rèn)めた。「書(shū)き換えられたデータは基準(zhǔn)の範(fàn)囲內(nèi)であり、品質(zhì)への影響が生じることはないが、だからといって大したことはないということではなく、深く反省する必要がある」スバルはまた、吉永社長(zhǎng)が今年6月で退任し、會(huì)長(zhǎng)就任後に車(chē)內(nèi)の各種問(wèn)題の処理に専念すると発表した。

スバルは昨年12月20日、新車(chē)の燃費(fèi)データ書(shū)き換えの疑いを受け、社內(nèi)調(diào)査を展開(kāi)した。昨年10月27日には無(wú)資格者による車(chē)両の出荷検査を行っていたことが発覚した。吉永社長(zhǎng)は當(dāng)時(shí)、この不正が工場(chǎng)內(nèi)で30年前から続いていることを認(rèn)めた。これは國(guó)土交通省の規(guī)定違反に當(dāng)たる。スバルはその後、十分な検査を受けずに販売された25萬(wàn)臺(tái)以上のリコールを行った。

スバルの他に、昨年下半期には多くの有名企業(yè)で、製品データ改ざんなどの不正行為が発覚した。これにより高品質(zhì)で知られる「メイド?イン?ジャパン」が深刻なイメージダウンの憂き目に遭っている。

日本3位の鉄鋼大手、神戸製鋼所は昨年10月、品質(zhì)検査データの長(zhǎng)期的な改ざんが発覚した。同社のアルミ、銅などの部門(mén)が製品出荷データを改ざんし、一部の基準(zhǔn)を満たさない製品を合格製品として販売していた。約500社に影響が及び、防衛(wèi)産業(yè)の関連製品にも使用されていたことが分かった。これには自衛(wèi)隊(duì)の航空機(jī)や誘導(dǎo)武器などが含まれる。トヨタや日産などの日本自動(dòng)車(chē)メーカー、米國(guó)のGM、ボーイング、エアバスなどの納入先も、関連問(wèn)題の調(diào)査を開(kāi)始した。

昨年11月23日、日本の非鉄金屬大手、三菱マテリアルは子會(huì)社の三菱電線工業(yè)と三菱伸銅に、データ改ざんがあったことを認(rèn)めた。航空、自動(dòng)車(chē)、機(jī)械?電力設(shè)備などの業(yè)界の258社に影響が生じた。竹內(nèi)章社長(zhǎng)は記者會(huì)見(jiàn)で、2016年の段階でデータ改ざん問(wèn)題に気づいており、2017年10月に報(bào)告を受けながら直ちに発表していなかったことを認(rèn)めた。データ改ざんは、三菱マテリアルの組織的な行為と疑われた。

昨年11月28日、日本化學(xué)工業(yè)大手で繊維技術(shù)のリーディングカンパニーである東レ株式會(huì)社は、子會(huì)社が品質(zhì)データを改ざんしていたことを認(rèn)めた。13社の納入先に対し、149件の改ざんがあった。改ざんはタイヤ補(bǔ)強(qiáng)材の品質(zhì)データが中心だった。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年3月7日