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2018年1月10日  
 

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日系メーカーがトヨタの下に結(jié)集 EV開(kāi)発を加速

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2018年01月05日08:24

2017年の年末、日本ではスズキ自動(dòng)車(chē)、スバル、トヨタグループのダイハツ工業(yè)、日野自動(dòng)車(chē)の自動(dòng)車(chē)4メーカーが、トヨタの主導(dǎo)する電気自動(dòng)車(chē)(EV)開(kāi)発の新會(huì)社に參加することを決定した。すでに參加しているマツダ、デンソーとともに7メーカーによる連盟が立ち上がり、知的財(cái)産権を共有し、EV基礎(chǔ)技術(shù)の構(gòu)築を加速するとしている。

ここ數(shù)ヶ月の間に、トヨタはEVへのモデル転換の歩みを明らかに加速させてきた。まず2030年前後にグループの世界販売量におけるEVの割合を現(xiàn)在の約15%前後から50%に引き上げると宣言し、30年までに車(chē)載電池の開(kāi)発に1兆5千億元を投入するとした。続いてパナソニックと提攜し、EV電池事業(yè)の共同開(kāi)発に乗り出した。

世界自動(dòng)車(chē)産業(yè)のリーダーの一角であるトヨタは、これまでEVに対し消極的な態(tài)度を取り、ハイブリッドカー(HV)と水素エネルギー車(chē)の開(kāi)発に主に力を注いできた。このたびEVに向かって大きく前進(jìn)したことには、2つの原因があるとみられている。1つはライバルの獨(dú)フォルクスワーゲン(VW)グループが「排ガス不正問(wèn)題」の後、EVの開(kāi)発を加速させ、25年までに80車(chē)種を打ち出すとしたことだ。もう1つは世界的に自動(dòng)車(chē)の環(huán)境保護(hù)規(guī)制が強(qiáng)化されていることだ。英國(guó)は40年にガソリン車(chē)の販売を全面的に禁止すると発表。世界最大の自動(dòng)車(chē)市場(chǎng)である中國(guó)もEVの販売比率を引き上げるとともに、ガソリン車(chē)の販売禁止が議事日程に上がる見(jiàn)込みだ。

トヨタがこれまでEVに熱心でなかったのは、車(chē)載電池の技術(shù)というボトルネックがあったからだ?,F(xiàn)行の液體電池は安全性とエネルギーの密度で長(zhǎng)距離走行のニーズに対応できない。そこでこれからは電池技術(shù)で飛躍を遂げた者が、EV市場(chǎng)のカギを握るとみられる。

トヨタが選んだパートナーのパナソニックは、電池開(kāi)発でトップメーカーとしての優(yōu)位性を備え、米國(guó)テスラに電池を提供するサプライヤーでもある。パナソニックの津賀一宏社長(zhǎng)はこのほど、「トヨタと協(xié)力して次世代の全固體電池を開(kāi)発する。5~10年で全固體電池への移行が完了する見(jiàn)込みだ」と述べた。

全固體電池はプラス極、マイナス極、電解質(zhì)がすべて固體で、液漏れの問(wèn)題がなく、安全性が高い。數(shù)分もあれば充電が完了し、現(xiàn)在主流のリチウムイオン電池の數(shù)十分に比べ、充電時(shí)間が大幅に短縮される。電池の容量も大きくなり、1回の充電で走行できる距離も長(zhǎng)くなる。

日本の自動(dòng)車(chē)産業(yè)のシニア?コンサルタントによると、「EV戦略はトヨタや日本の自動(dòng)車(chē)メーカーにとって大きな挑戦だ。従來(lái)のガソリン車(chē)が2萬(wàn)點(diǎn)ほどの部品を必要とするのに対し、EVは1萬(wàn)點(diǎn)ほどで足り、運(yùn)営モデルも情報(bào)技術(shù)(IT)産業(yè)や電子産業(yè)に近く、部品のインターフェースが標(biāo)準(zhǔn)化されていて、つなげばすぐに利用できる。EVのこうした特性は、日本メーカーが得意としてきたたくさんの部品メーカーが協(xié)力し合うこれまでの優(yōu)位性を打ち破ることになる。また電池がEVのコストの60%前後を占めるため、日本メーカーの既存のバリューチェーンは大幅な調(diào)整を迫られることになる」という。

トヨタの豊田章男社長(zhǎng)はこのほど、「日系自動(dòng)車(chē)メーカーは手を取り合って電池の統(tǒng)一規(guī)格を制定し、海外の同業(yè)者との競(jìng)爭(zhēng)に立ち向かおう」と呼びかけた。

EVの3大コア技術(shù)である電池、モーター、インバーターで、日本は現(xiàn)在すでに一定の優(yōu)位性を備えるが、歐米と中國(guó)が猛烈に追い上げる。VWは18~22年に340億ユーロ(約4兆6019億円)を投入してEVの技術(shù)開(kāi)発を進(jìn)める計(jì)畫(huà)を発表。前出のシニア?コンサルタントは、「EV産業(yè)には大型の投資が必要だ。日系メーカーがこれまでの考え方に固執(zhí)するなら、機(jī)會(huì)を見(jiàn)失うことになる」と注意を促す。

だがトヨタの內(nèi)山田竹志會(huì)長(zhǎng)は、「完全電気自動(dòng)車(chē)は航続距離、電池の壽命など解決しなければならない課題がなお山積みだ。自動(dòng)車(chē)が完全に自動(dòng)化される時(shí)代はまだしばらく先のことになる。HVとプラグインハイブリッドカー(PHV)が長(zhǎng)らく主流であり続けるだろう」と予測(cè)する。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年1月4日

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