日本各地がまだ新年気分に包まれていた7日、東京都北區(qū)の王子駅前では別の光景が見(jiàn)られた。日本の市民団體が通行人に安倍政権の憲法9條改正への反対署名を呼びかけたのだ。

署名以外にも同日午後2時(shí)には日本各地から來(lái)た民衆(zhòng)1300人余りが王子駅近くの劇場(chǎng)で「戦爭(zhēng)とめよう！安倍9條改憲NO！」と題する集會(huì)を開(kāi)いた。

■市民団體――日本の將來(lái)を憂慮

集會(huì)會(huì)場(chǎng)となった1300人収容可能な2階建て劇場(chǎng)は満席で、立ったまま演説を聴く人もいた。日本の弁護(hù)士、大學(xué)教授、國(guó)會(huì)議員、市民団體責(zé)任者などが次々に登壇し、自らの経験に基づき、憲法9條改正に反対する理由と取るべき行動(dòng)を述べた。聴衆(zhòng)からは度々拍手と賛同の聲が上がった。

「日本國(guó)憲法は明治憲法にあった君主主義、軍國(guó)主義、植民地主義を切り離した。今改憲を叫ぶ人は、すでに切り離されたこうした殘滓を取り戻そうとしている」。東京大學(xué)の石川健治教授（憲法學(xué)）は歴史的?學(xué)術(shù)的観點(diǎn)から憲法9條改正という日本政府の試みに強(qiáng)い懸念を表明した。

また、自由黨、日本共産黨、立憲民主黨の國(guó)會(huì)議員が演説した他、東京都、神奈川県、埼玉県などの市民団體の責(zé)任者も次々に自らの行動(dòng)を紹介したうえで、憲法9條改正という安倍政権の危険な動(dòng)きを各自の努力によって阻止するよう市民に呼びかけた。

■各野黨――改憲阻止に全力

「國(guó)會(huì)でしっかりと議論し、國(guó)民の理解を深めることを期待する」。安倍氏は7日放送のテレビ番組で、憲法改正についての見(jiàn)解を再び表明した。改憲の発議については、多數(shù)の政黨の賛同を得て提案し、連立政権を組む公明黨及び野黨と協(xié)力を図りたいとした。これに先立ち、4日の念頭記者會(huì)見(jiàn)ではできるだけ早く発議したい意向を表明していた。安倍氏は年內(nèi)に憲法改正を提案する考えかもしれないとする分析もある。

安倍氏の姿勢(shì)に日本の野黨は次々に反対を表明し、改憲阻止に全力を盡くすとしている。最大野黨?立憲民主黨の枝野幸男代表は、自衛(wèi)隊(duì)の存在を9條に盛り込む安倍氏の案は受け入れられないと表明。民進(jìn)黨の大塚耕平代表は、9條を改正する必要はないと表明。日本共産黨の志位和夫委員長(zhǎng)は「憲法9條改正にもっと多くの人が反対するようにして、安倍氏による憲法9條改正の國(guó)會(huì)への提案を阻止する必要がある」と表明した。自由黨の小沢一郎代表は「日本國(guó)憲法第9條第1項(xiàng)と第2項(xiàng)には海外の紛爭(zhēng)地に自衛(wèi)隊(duì)を派遣してはならないと書いてある。憲法9條に自衛(wèi)隊(duì)に関する記述を加えるのは大変おかしい」と表明した。社民黨の吉田忠智黨首は、憲法9條に自衛(wèi)隊(duì)に関する記述を盛り込むことは「『陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。國(guó)の交戦権は、これを認(rèn)めない』などの條文を有名無(wú)実化する。改憲阻止に全力を盡くす」と表明した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年1月8日