SNSで最近、次のような情報が伝わっている。中國衛(wèi)生部（省）が、「食べ過ぎに注意、10種の食べ物」という公式文書を発表し、ピータンや臭豆腐、化學調(diào)味料、即席麺、ひまわりの種、ほうれん草などを挙げたという。ピータンは鉛を含み中毒を引き起こし、臭豆腐は硫化水素を含み人體に有害だということをその根拠としている。北京日報が伝えた。

中國衛(wèi)生部の公式サイトにアクセスしたところ、ここ數(shù)年の間でこのような公式文書は発表していないことが判明した。実際にはこれらのいわゆる「食べ過ぎに注意」すべき食べ物のうち圧倒的多數(shù)が、多くの権威ある専門家によってデマであることが指摘されている。

例えばピータンに鉛が含まれるとは多くの人にとって長い間固定概念のように信じられてきた。なぜなら伝統(tǒng)的な加工技術(shù)では、鉛丹を使用するからだ。しかし中國は十數(shù)年前より加工技術(shù)の改良を始めており、現(xiàn)在は正規(guī)ブランドが大規(guī)模生産する基準に合致するピータンであれば、鉛の含有量が1キロあたり0.1?2ミリグラム程度にまで抑えられている。そのためこれらの商品であれば、人體に有害とはならない。また多くの燻製食品と発酵食品には硫化水素が含まれているが、これらは人の腸內(nèi)にも存在する。そのため「硫化水素は人體に有害」というのも理に適った內(nèi)容ではない。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月9日