端午節(jié)(端午の節(jié)句、今年は6月18日)が近づき、ちまきの販売がピークを迎えている。今年も市場(chǎng)には、多種多様のユニークな具のちまきが出回っている。定番のもち米ナツメやもち米小豆のほか、宮保鶏?。嵢猡去圣氓膜违豫晷脸搐幔Ⅳ~香肉絲(細(xì)切り肉のピリ辛炒め)、燻製肉、ドリアン、ザリガニまで実に様々な具のちまきが登場(chǎng)しており、具のバラエティさにおいては月餅に引けを取らないほどになっている。北京晨報(bào)が伝えた。
〇老舗の新商品ちまきは數(shù)量限定販売
複數(shù)の老舗では、人々のちまき購買熱が最高潮に達(dá)している。伝統(tǒng)的な具のちまきの人気が相変わらず高いが、今年は、老舗各店も、若い人の好みに合わせて新しい具のちまきを開発?販売している。たとえば、峨嵋酒家では今年、名物料理の宮保鶏丁や特色ある魚香肉絲を具としたちまきを販売し始めた。峨嵋酒家の侯マネージャーは、「これまで宮保鶏丁や魚香肉絲を具にした包子(肉まん)は売り出しており、常に高い人気を博していた。今年、料理人たちは、これらをちまきの具にできないかどうかを研究し、試行錯(cuò)誤を重ねた結(jié)果、なかなかの仕上がりとなっている」と話した。
この峨嵋酒家特製の宮保鶏丁ちまきと魚香肉絲ちまきは、1日500個(gè)限定で販売されているため、午後3時(shí)か4時(shí)になると完売してしまうという。また湖南料理の名店「曲園酒樓」は、燻製肉のちまきを販売しているが、たいてい午前中のうちに完売してしまうという。
〇端午節(jié)前にはやくも品切れとなった「四川風(fēng)肉ちまき」
北京の老舗「稲香村」も、今年はさまざまな具のちまきを売り出している。なかでも注目を集めているのが、「四川風(fēng)肉ちまき」で、ピリ辛味をちまきに取りいれるという試みを行っている。北京稲香村の関係者は、「脂身と赤身が絶妙のバランスの精製豚肉と四川紅麻椒など四川獨(dú)自の調(diào)味料を秘伝のレシピで組み合わせた具を使っている。ピリ辛味が新鮮なもち米とコラボし、素晴らしい味を醸し出している」と紹介した。
だが、このちまきはすでに品切れ狀態(tài)という。関係者は、「もともと四川風(fēng)肉ちまきは、端午節(jié)まで販売する予定だった。すでに計(jì)畫通りに製造は終わっており、原材料は殘っていないため、工場(chǎng)からさらに供給することは不可能だ。今は、一部の店舗に在庫はあるが、それらが完売すれば、その時(shí)點(diǎn)で販売終了となる」としている。
〇若者に人気の「不思議な味」
実際にオンラインショップで検索してみると、辣味泡椒牛肉(辛口唐辛子漬牛肉炒め)ちまき、ソーセージちまき、燻製肉ちまき、アワビ炭焼黒豚ちまきなど、さまざまな種類のユニークな具のちまきをたくさん見つけることができる。このほかにも、東南アジア産ドリアンチョコちまき(8個(gè)106元/1元は約17.2円)やツバメの巣氷心ちまき(8個(gè)268元)なども登場(chǎng)し、ちまきの価格帯を一気に高めている。
しかしネットショップで販売されているこうした不思議な味のちまきの販売総數(shù)は決して多くなく、売れ筋はやはりなじみ深い伝統(tǒng)的な具のちまきが多勢(shì)を占めている。あるネットショップの店主は、「麻辣肉ちまきやドリアンちまき、泡椒ちまきはいずれも、若い人の嗜好に合わせて改良されたクリエイティブな味のちまきで、メーカーが市場(chǎng)のトレンドに合わせてアレンジしたものだ」との見方を示した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月8日
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