近年の中國(guó)留學(xué)生の帰國(guó)の傾向について分析したシンポジウムの様子（寫真左から）ツヴァイク氏、ブルメンソール氏（撮影?陳小寧）。

米國(guó)メディアの報(bào)道によると、ここ數(shù)年、ビザや事業(yè)、家庭の事情から、より多くの中國(guó)人留學(xué)生が中國(guó)に帰國(guó)して就職する道を選ぶようになってきている?，F(xiàn)地時(shí)間4日、米國(guó)のある米中関係委員會(huì)が専門家によるシンポジウムを開いた。業(yè)界関係者によると、「近年、中國(guó)人留學(xué)生が母國(guó)に戻り、就職する上でのメリットが徐々に薄れてきている。しかし、帰國(guó)してより多くの就職のチャンスを求める一部の中國(guó)人留學(xué)生は、ほとんどが自分の現(xiàn)狀に満足している傾向にある」としている。

同シンポジウムでは、香港科學(xué)技術(shù)大學(xué)中國(guó)クロスボーダー関係研究センターのデービッド?ツヴァイク主任が、中國(guó)人留學(xué)生の帰國(guó)後の発展?fàn)顩rについて分析を行った。彼によると、「2016年の統(tǒng)計(jì)データを2006年と比較すると、中國(guó)に帰國(guó)して就職活動(dòng)をする中國(guó)人留學(xué)生の割合が増えている」という。

中國(guó)人留學(xué)生を?qū)澫螭藥?guó)後の就職活動(dòng)事情について調(diào)査したところ、2006年の段階では1～3ヶ月以內(nèi)に職が見つかった中國(guó)人留學(xué)生の割合は80.1％だったが、2016年にはその割合が68％にまで低下した。半年以上就職活動(dòng)をしても、職が見つからない中國(guó)人留學(xué)生は10.2％にのぼった。

ツヴァイク主任は、「留學(xué)生が帰國(guó)する要因は主に3種類ある。海外で仕事を続けることができず、仕方なく帰國(guó)したケース。中國(guó)により良い就職のチャンスを見つけたケース。そして、家庭的な事情で帰國(guó)を選択したケース。研究によると、より良い就職チャンスを見つけ、中國(guó)へ帰國(guó)した留學(xué)生たちは、帰國(guó)後の現(xiàn)狀により満足している傾向がみられた」としている。

ある教育協(xié)會(huì)のベテラン顧問であるペギー?ブルメンソール氏は、「あるレポートの最新データによると、現(xiàn)在米國(guó)に留學(xué)している100萬人の留學(xué)生のうち、中國(guó)人留學(xué)生が最多を占め、35萬人に達(dá)している」とした。

また、ブルメンソール氏は、「同協(xié)會(huì)が米國(guó)各地の大學(xué)を訪問した結(jié)果、英語學(xué)習(xí)の事前準(zhǔn)備をしておくことで、授業(yè)やキャンパス、學(xué)術(shù)に対するロイヤリティーがより高まりやすいことが明らかとなっている。また、中國(guó)人留學(xué)生の申請(qǐng)データに対する信ぴょう性が、各大學(xué)が頭を抱える重大な問題となっている」と話した。

（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月8日