5日午後、「共に証言：1937年南京大虐殺」と題する史実展が、ベラルーシの首都ミンスクにある大祖國(guó)戦爭(zhēng)史國(guó)立博物館で開幕した。南京大虐殺の史実が、展示される日記、書簡(jiǎn)、映像などを通じて明らかにされている。新華社が報(bào)じた。

博物館1階?総面積約150平方メートルを占めるスペースで行われる同展は、南京における舊日本軍による暴行と西洋メディアによる初期報(bào)道、人道主義的立場(chǎng)からの救援、正義の裁判による平和維持という4つのエリアに分かれており、歴史的な寫真100枚のほか、9話のストーリー、展示品4點(diǎn)、動(dòng)畫資料1點(diǎn)を通じて、ロシア語(yǔ)と英語(yǔ)で南京大虐殺の史実が展示されている。

史実展の主催者は、「今回の展示は、史実に立腳し、當(dāng)時(shí)南京にいた歐米人の日記?書簡(jiǎn)?書類?寫真および映像を通じて、原文で第三者の文書を示し、歐米人が共に証言する南京大虐殺の史実を示し、歴史を鑑とし平和を守るという中國(guó)人の心の聲を表している」と紹介した。

中國(guó)人権発展基金會(huì)の王國(guó)慶?副理事長(zhǎng)は、開幕式において、「中國(guó)侵略日本軍が南京で行った大虐殺は、人類の命の尊厳と基本的人権を踏みにじる最も野蠻な行為だ。歴史を振り返り、展示するのは、決して昔の恨みを掻き立てるためではなく、人権と平和をより堅(jiān)固に守ることを目的としている。中國(guó)とベラルーシが南京大虐殺をテーマとした展覧會(huì)を共同で主催する主旨は、ベラルーシの國(guó)民および國(guó)際社會(huì)に対して、中國(guó)人が平和を愛(ài)し、斷固として人権を守り、歴史を鑑として未來(lái)に向けて正義の呼びかけと理念を伝えることにある」と述べた。

開幕式に出席したベラルーシ元副首相?元駐中國(guó)ベラルーシ大使のアナトリー?トジク氏は、「南京大虐殺は、第二次世界戦爭(zhēng)中の最も悲慘で恐ろしい事件の一つだ。今回の展示は、第二次大戦の勝利に対して中國(guó)が成した貢獻(xiàn)について人々が理解する助けとなると同時(shí)に、両國(guó)國(guó)民間の相互理解を深めることにも有益となるだろう」とした。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年6月8日