南京大虐殺犠牲者國家追悼日である12月13日、微博(ウェイボー)や微信(WeChat)のソーシャル機能「モーメンツ」上にアップされた1枚のイラストに、多くの人が関心を寄せた。このイラストに登場するのは、1937年當時の少女と2017年の少女で、2人は互いに腕を伸ばして相手を捉えようとしている。1937年の少女は全身埃まみれで、貧しい身なりをしているだけでなく、裸足で硝煙と戦爭による混亂狀態(tài)の中にいる。一方、2017年の少女は、暖かそうなコートを著て、現(xiàn)代的な高層ビルと清潔な街並みの中にいる。2人の間には、「その年は混亂を極めた亂世だった。あなたたちの來世が素晴らしい人生となりますように」というメッセージが添えられている。北京青年報が伝えた。
2人の少女が時を隔てて相対しているこのイラストだけでなく、同じテーマのもう1枚のイラストも、ネットユーザーによって大量に転載された。そのイラストには、左右に2人の青年がいて、時代背景はやはり1937年と2017年。1937年の青年は軍服姿で銃を構えており、2017年の青年はコート姿でスマホを手にしている。2人は真ん中に添えられた、「もし僕たちが出會える日が來るとしたら、僕は君に、『美しい山河はまだ殘っており、國家は安泰で國民は平穏だ』ということを伝えたい」というメッセージをじっと見つめている。
あるネットユーザーは、「イラストという形で過去の歴史と現(xiàn)在を同一の時空間に置くことで、人々に深い感慨を與えている。周囲の多くの友人は、南京大虐殺を記念する一つの方法として、この2枚のイラストを転載した」と話す。
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