第13回北京―東京フォーラム(主催:中國外文局、日本?言論NPO)が17日に北京で閉幕した。
中日両國の政治、経済、外交、安全保障、メディアなど各分野の代表が「より開放的な國際経済秩序とアジアの平和に向けた中日協(xié)力」とのテーマをめぐり、2日間にわたり実務(wù)的な交流と踏み込んだ議論を行い、中日関係の持続的改善と健全な発展のために貴重な優(yōu)れた見解を多く示し、コンセンサスを形成した。今回のフォーラムの成果として、雙方は「北京コンセンサス」を共同発表した。
一、 中日関係は重要な歴史的節(jié)目と発展の契機(jī)を迎えている。健全で安定した、協(xié)力?ウィンウィンの、調(diào)和がとれた中日関係は両國國民の利益に合致する。アジアの平和と安定の維持?発展は、中日両國の共有する責(zé)任だ。中日間の4つの基本文書と4つの原則的共通認(rèn)識にしっかりと従い事を行うことは、中日関係の健全かつ安定した発展の前提條件だ。
二、 最近中日首脳が會談を重ね、両國間の様々な意思疎通制度が徐々に再開されていることは、雙方が信頼を積み重ね、溝を解決するうえで極めて重要だ。今後、雙方は高度の歴史的使命感、政治的責(zé)任感をもって、両國関係の一層の改善のため、戦略的対話?交流を強(qiáng)化し、良好な環(huán)境と雰囲気を築き、さらに多くの実際の行動によって互いに脅威とならないようにし、かつこれを基礎(chǔ)に、より緊密な協(xié)力パートナーとなることを目指し、両國の戦略的相互信頼の増進(jìn)によって、両國首脳の相互訪問実現(xiàn)のための環(huán)境を整えるべきだ。メディアはこの過程において積極的かつ建設(shè)的な役割を果たすべきだ。
三、 世界経済の分野では反グローバル化と保護(hù)主義が勢いを増している。中日両國がより開放的な経済秩序の構(gòu)築に向けて様々な協(xié)力を?qū)g施することが一段と重要になっている。われわれは、より開放的な國際経済秩序は世界経済発展の基礎(chǔ)だと考える。
両國は、二國間または多國間の協(xié)力水準(zhǔn)を高め続け、「一帯一路」(the Belt and Road)の枠組みでの協(xié)力連攜を検討し、第三國市場協(xié)力など様々な協(xié)力形式を検討し、実務(wù)的行動を取り、具體的プロジェクトを推進(jìn)するべきだ。また、中日両國は共に経済構(gòu)造の調(diào)整に直面している。この過程においては両國企業(yè)間の協(xié)力が非常に重要だ。
四、 中日両國は、地域の平和と安定の維持、國際的な核不拡散體制の維持、非伝統(tǒng)的な安全保障上の試練への対処協(xié)力などで重大な利益と責(zé)任を共有している。われわれは朝鮮半島の非核化目標(biāo)を堅持し、新たな核の脅威の出現(xiàn)を許さず、平和的手段による脅威の除去と紛爭の解決を堅持する必要性で一致した。雙方は、危機(jī)の管理?コントロールを強(qiáng)化し、中日防衛(wèi)當(dāng)局間の??者B絡(luò)メカニズムを早期に構(gòu)築し、運用を開始すべきだ。
五、フォーラムは、45年前の中日國交正?;涡聲r代、新情勢における重大かつ積極的な意義を改めて明確にした。われわれは、フォーラムの重要な成果に基づき、積極的に行動し、來年の中日平和友好條約締結(jié)40周年を迎える。われわれは、民間対話の歴史的使命を擔(dān)い、たゆまぬ努力を堅持して、中日関係の安定した健全な発展を後押しするため建設(shè)的な役割を果たすことを改めて明確にした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月18日
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