夏になり気溫が上昇していくにつれて、車內に置いている物品の中には高溫が原因で「危険物」になってしまう可能性がある物品もある。江蘇省無錫市の警察當局によると、夏の車內の溫度は直射日光を浴びると60度以上に達することもあるため、何気なく車內に置かれている物品の一部は急速に変質し、燃焼?爆発し安全面に関わるような事故を起こす場合もある。警察當局はドライバーたちに向けて、夏に車內に置いてはならない物品の「ブラックリスト」を公開し、リストに照らし合わせて車內の整理を行い、リスク発生を回避するようアドバイスしている。新華社が伝えた。
警察側のまとめによると、夏に車內に長時間放置すべきではない物品には、使い捨てライターや老眼鏡、炭酸飲料、自動車用消臭剤、電子製品などが含まれる。
使い捨てライターには液體ブタンの成分が含まれ、強い日差しを長時間浴びると內部の圧力が強まり、摩擦や圧力などにより爆発しやすい。老眼鏡は凸レンズで、光を一點に集めやすく、車の火災を引き起こす。二酸化炭素ガスを含む炭酸飲料は、高溫で膨張しやすくなり、破裂を起こすこともある。自動車用消臭剤は可燃ガスを生み、その爆発の臨界點は49度だが、夏は日差しを浴びると車內の気溫が60度以上に達するため、爆発を引き起こしやすい。他にも攜帯電話やバッテリーなどの電子製品を直射日光の當たる場所に置くと、溫度が上がりすぎて異常が生じることがあり、さらには爆発する危険性もある。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月26日
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