7月4日、就職サイトの智聯(lián)招聘が「2018年夏季中國(guó)の雇用者のニーズとホワイトカラー人材の供給に関する報(bào)告」を発表した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

報(bào)告によると、全國(guó)の主要37都市における提示された給與額は平均7832元（1元は約16.6円）で、前期比2.7％上昇し、前年同期比では6.2％上昇した。夏季は就職?転職活動(dòng)がピークを迎える時(shí)期だが、発表された各都市の平均給與水準(zhǔn)はやや上昇したにとどまった。

平均給與の首位は北京が維持し、1萬(wàn)531元で唯一1萬(wàn)元の大臺(tái)を突破した。2位は上海の9796元、3位は深セン、4位は杭州、5位は広州だった。

北京は平均給與で他都市を大きく上回っただけでなく、都市競(jìng)爭(zhēng)力指數(shù)の戦いでも他を圧倒し、90.3ポイントをつけて上海の2倍に迫った。

全體としてみると、各都市の求職競(jìng)爭(zhēng)力指數(shù)が軒並み最盛期より低下し、順位が変化した都市も多かった。新一線都市の人材ニーズは引き続き力強(qiáng)く、各地の人材優(yōu)遇政策が求職者を引き続ける力はまだまだ衰えをみせない。

たとえば武漢市政府は2017年に「大學(xué)生百萬(wàn)人武漢殘留政策」を打ち出し、大學(xué)を卒業(yè)した人の定住が難しい、住宅確保が難しい、収入が低いといった問(wèn)題の解決に乗り出した。西安市は定住のハードルをできる限り引き下げ、在學(xué)中の大學(xué)生がネットワークを通じて西安の戸籍を申請(qǐng)できるようにした。こうした取り組みにより、全國(guó)の中核都市に人材が分散する狀態(tài)が続いている。

▽業(yè)種、職種、會(huì)社が給與を決めるカギ

同報(bào)告は2018年第2四半期の10大高所得業(yè)種と10大高所得職種も発表した。平均給與が最高の業(yè)種は都市によって違いはあるが、金融産業(yè)か情報(bào)技術(shù)（IT）産業(yè)というところが多かった。