2010年以降、全國(guó)では大學(xué)を卒業(yè)した人の數(shù)が年々増加して、毎年全國(guó)の新しい雇用の50％以上を占めるようになった。18年の卒業(yè)生は820萬(wàn)人で、前年同期比25萬(wàn)人増加した。就職情報(bào)サイトの智聯(lián)招聘がこのほど発表した「2018年大學(xué)生就職力報(bào)告」によると、智聯(lián)は「2018年大學(xué)卒業(yè)生の就職力の市場(chǎng)調(diào)査研究」で大學(xué)を卒業(yè)した9萬(wàn)168人を?qū)澫螭衰ⅴ螗暴`ト調(diào)査を行い、モバイルインターネット時(shí)代の95後（1995年から1999年生まれ）の大學(xué)生の就職における新たな動(dòng)向を明らかにしたという。新華網(wǎng)が伝えた。

同報(bào)告によれば、今年の大學(xué)生の就職狀況には多くの新しい動(dòng)向がみられる。例年と比較して特に目立つのは、一番最初に就職を選ぶ割合が上昇を続けたこと、その一方で起業(yè)熱や留學(xué)熱が下がり続けたことだ。たとえば調(diào)査研究の結(jié)果によると、18年大學(xué)生卒業(yè)後の進(jìn)路への意向では引き続き就職が中心で79.89％を占め、前年より6.39ポイント上昇した。就職を遅らせる選択をした人は6.99％、國(guó)內(nèi)で大學(xué)院に進(jìn)學(xué)するとした人は4.98％、起業(yè)を選択した人は4.78％、海外へ留學(xué)するとした人は2.63％だった。

これと同時(shí)に、大學(xué)生の就職の新動(dòng)向には次のような目立った特徴があった。一例を挙げると、大學(xué)生の就職に対する考え方が変わりつつあり、「自己実現(xiàn)」が「お金を稼ぐこと」よりも重要だとする人が増え、ここから大學(xué)生が仕事の経験を積むことをより重視していることがわかる。また従來(lái)型製造業(yè)の求人ニーズが大幅に増加し、民間企業(yè)が引き続き大量の雇用を生み出す絶対的主力であることなどから、大學(xué)生の就職の方向性やチャンネルが多様化していることがわかる。

大學(xué)生の起業(yè)熱や留學(xué)熱が低下を続けていることから、現(xiàn)在の大學(xué)生の就職が理性的になり、周りと比べて影響されたり、流行を追い求めたりしなくなったことがわかる。たとえばこれまでは多くの大學(xué)生が起業(yè)を選択していたが、実際に卒業(yè)して実社會(huì)に足を踏み入れると、あらゆる方面で実踐経験が不足していて、やみくもに起業(yè)しては、大きな困難やリスクにぶつかっていた。こうしたわけで、多くの大學(xué)生がひとまず就職するという選択をするようになった。また17年のデータと比較すると、起業(yè)を選択したクラスターの割合が1.32ポイント低下した。ここから経済環(huán)境がより複雑で変化に富むようになったことを背景として、大學(xué)生がますます慎重に將來(lái)のキャリアプランを描くようになったことがわかる。

留學(xué)熱の低下は、大學(xué)生が海外での留學(xué)生活にむやみにあこがれるということがなくなり、中國(guó)國(guó)內(nèi)で學(xué)習(xí)し挑戦し、経験を積みたい、成功への基礎(chǔ)固めを著実に行いたいと考えるようになったことを物語(yǔ)る。また調(diào)査によると、就職を遅らせる選択をした大卒者の割合は同2.81％低下し、ここから大學(xué)生が就職は困難といった見(jiàn)方をしなくなり、より積極的かつ主體的に就職したいと考えるようになったことがわかる。

大學(xué)生の就職狀況は市場(chǎng)の「バロメーター」の1つだ。95後の大學(xué)生の就職トレンドと著実な生活感を映し出すとともに、市場(chǎng)発展の方向性と健全度を正しく反映する。従來(lái)型製造業(yè)の求人ニーズが大幅に増加し、民間企業(yè)が引き続き大量の雇用を生み出す絶対的主力であることなどから、中國(guó)経済発展の安定性、民間企業(yè)の持続的な発展拡大にともなう誘致力などがありありとうかがえる。こうした側(cè)面からみると、今年の大學(xué)生の就職にみられる多くの新動(dòng)向は、大學(xué)生の就職トレンドが理性的で著実なものになり、國(guó)內(nèi)での発展と市場(chǎng)での実踐に軸足を置くことにより著目するようになったことを反映したといえる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月4日