傅副部長は、「全體としてみると、米國は二國間貿易からより多くの利益を得ている。米國企業(yè)が中米経済貿易協(xié)力で獲得した利益は中國企業(yè)を遙かにしのぐ。つまり、貿易黒字は中國に反映されているが、『利益の黒字』は米國にあるということだ。米國は自動車、航空機、農産品、サービス業(yè)などの優(yōu)位産業(yè)で巨額の対中黒字が続いている。2017年に中國が米國から輸入した自動車は131億ドル(1ドルは約112.9円)に上った一方、中國から米國への自動車輸出は14億ドルだった。米の対中農産品貿易の黒字は164億ドルに達した。また米國の対中サービス貿易の黒字も540億ドルを超えた。中米貿易不均衡は米國の対中輸出管制と関係がある。米関係機関の分析によれば、民間ハイテク製品の対中輸出制限を緩和すれば、米國の対中貿易赤字は35%ほど減少する。中國が輸入したいものを米國が売らないことも、現(xiàn)在の中米貿易不均衡を招いた要因だ」と述べた。
また傅副部長は、「中國は二國間貿易がよりバランスの取れた方向へ発展するよう努力して後押ししたいと考え、米國も積極的な態(tài)度を示すことを願っている。今や世界は一つの地球村であり、お互いがお互いにとって不可欠の存在だ。経済グローバル化の発展の流れを変えることはできず、中米経済協(xié)力の流れも逆転させることはできない」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年9月26日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn