ここ數(shù)年、中國ブランド製品が業(yè)界の枠を超えた協(xié)力を模索するようになった。さまざまなブランドのコラボレーション事業(yè)が現(xiàn)れては消えていき、まだ大きな波は起こせていないが、中には思いがけず成功して人気商品が生まれたケースもある。「北京晨報(bào)」が伝えた。

▽旺旺TYAKASHAコラボ服は數(shù)秒で完売「全然買えない」

激辛調(diào)味料「老干■（女へんに馬）」（ローカンマ）のキャラクタープリント入りスウェットが爆発的に売れたのに続き、食品大手?旺旺とコラボしたスウェットもあっという間に話題をさらった。

旺旺はこのほど米ニューヨークのファッションウィークに合わせて、上海のファッションデザイナーのブランド?TYAKASHAとコラボしたダブルネームのアパレル製品を打ち出し、セーター、帽子、Tシャツ、スウェット、靴下などを発売した。旺旺のキャラクター?旺旺坊やの顔が大きくプリントされた衣類は、狙い通り大人気になった。

「全然買えない」と不満の聲を上げる李敏さんによると、旺旺とTYAKASHAのコラボ商品は予約開始後わずか數(shù)秒で完売になったという。旺旺の関係責(zé)任者は、「今回の業(yè)界の枠を超えたコラボは弊社のEC部門が運(yùn)営を擔(dān)當(dāng)しており、商品は主にECプラットフォームで販売している。プラットフォームに出すとすぐに完売する狀況で、うれしい悲鳴を上げている」と話す。

コラボ商品の即日完売には、TYAKASHAのブランド力のほか、旺旺のブランドイメージも一役買っており、1プラス1が2以上になったといえる。

▽中國製品のコラボブーム到來 白酒から香水、唐辛子みそからスウェット、白ウサギキャンディから口紅

旺旺のコラボ服の即日完売の背景には、中國製品のコラボブームの到來がある。ますます多くのブランドがこのブームに參入し、日用消費(fèi)財(cái)（FMCG）産業(yè)の參入者が特に多い。

このブームを最も早くから牽引してきたのはカクテルの鋭澳（RIO）ブランドを擁する鋭澳鶏尾酒と花エキスブランドの六神花露水だ。今年6月、鋭澳と六神はカクテル商品?RIO六神カクテルを數(shù)量限定で発売し、5千本がわずか17秒で完売した。若者に人気のカクテルブランドと、中國を代表する老舗ブランドのコラボが引き起こした「化學(xué)反応」の話題はソーシャルメディアを賑わした。