中國抗日戦爭史學(xué)會副會長で中國侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞紀(jì)念館の元館長である朱成山氏が執(zhí)筆した新刊書「城祭から國祭へ(原題?従城祭到國祭)」および「私の日本の友100人(原題?我的100位日本朋友)」の初版出版記念セレモニーが江蘇省南京市で5日に開かれた。これらの書籍は、長編ドキュメンタリー文學(xué)というスタイルで、南京大虐殺の史実を語っている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
朱氏によると、「城祭から國祭へ」には、歴史を鑑とした物語を記録し、「私の日本の友100人」は未來志向型の內(nèi)容になっているという。朱氏はこの2冊を出版することで、「中日平和友好條約」締結(jié)40周年とまもなく迎える5回目の南京大虐殺犠牲者國家追悼日を記念したいとしている。
「私の日本の友100人」では、朱氏が紀(jì)念館の館長を務(wù)めた23年間の出來事が記されており、100人を超える日本人と知り合い、親しい友人となり、中日友好を一緒に推し進(jìn)めてきたストーリーが綴られている。
朱氏は、「私と日本の友人たちとの交流の物語を通じ、當(dāng)時(shí)の一部の日本人の南京大虐殺に対する歴史的認(rèn)識や中日友好に対する姿勢や態(tài)度を伺い知ることができる。また、平和に対する共通の期待や憧れについても觸れられている。彼らは、良識ある日本人であり、中日友好の礎(chǔ)でもあり、歴史の真相を伝える平和の力でもある」と語った。
日本の友人の一人として同書に登場する小松電機(jī)産業(yè)株式會社の小松昭夫?理事長は、セレモニーに參加し、自分が見た南京大虐殺について、「私はすでに70歳を超えたが、この歴史に最初に関心を持ったのは35歳の時(shí)だった。韓國を訪れた時(shí)、南京大虐殺という史実について初めて理解した。その後、その真相を広く伝えるための『苦しい』道のりを全力で歩んできた」とスピーチを行った。
同日発表されたもう一冊の新刊書「城祭から國祭へ」には、南京大虐殺紀(jì)念日が地方都市の公的イベントから國家レベルの南京大虐殺犠牲者國家追悼日へと変化していったプロセスが詳細(xì)に記されており、過去の追悼イベントにおける重要な出來事を綴っている。
江蘇省中國近現(xiàn)代史學(xué)會の孫宅巍?副會長は、「これまで學(xué)會が出版した南京大虐殺関連書籍は、史料?文獻(xiàn)を中心とするものだったが、今回出版された2冊はいずれも、長編ドキュメンタリー文學(xué)というスタイルで生きた歴史を記録しており、難解な史料の枝葉末節(jié)をカバーしている。真実性と歴史學(xué)的価値を兼ね備え、広範(fàn)な影響力をもち、若い人の心にも強(qiáng)く響くだろう」との見方を示した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月7日
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn