このほど「2018年中國賃貸住宅報(bào)告」が発表され、現(xiàn)在賃貸住宅市場における主な需要層は、流動人口と大學(xué)卒業(yè)生であることが、報(bào)告の統(tǒng)計(jì)データから明らかになった。賃貸料については、月2千元(1元は約15.6円)以下が市場の主導(dǎo)的地位を占め、全國の賃貸住宅供給源は前年比36%増、賃貸住宅供給源のトップ3都市は、上海?北京?深センだった。工人日報(bào)が伝えた。
同報(bào)告は、広告サイト「58同城」と民泊予約サイト「安居客」が共同で発表した。これによると、中國の流動人口は、2015年から2017年までに、年平均2億4600萬人に達(dá)し、その多くは、北京?天津?河北、長江デルタ、珠江デルタなど経済的に発達(dá)した地域および沿海地區(qū)に流入しており、このグループは今や國內(nèi)賃貸住宅市場における最大の需要層となっている。
また、中國賃貸住宅市場の需要構(gòu)造からみると、毎年増加傾向にある全國普通大學(xué)の卒業(yè)生も、賃貸住宅市場の主要な需要層になりつつある。概算統(tǒng)計(jì)によると、2014年から2018年までの5年間で全國普通大學(xué)の卒業(yè)生総數(shù)は約3832萬人に達(dá)し、彼らの流れは、東南部沿海地區(qū)に集中している。
賃貸需要に対応して、2018年賃貸住宅市場の供給源も増加傾向を維持している。報(bào)告によると、2018年全國賃貸住宅市場供給源は前年比36%増、賃貸住宅供給源のトップ3都市は、上海(同11.9%増)?北京(同11.3%増)?深セン(同10.6%増)だった。賃貸住宅面積についてみると、2018年、全國賃貸住宅供給源の住宅面積は、ほとんど、「50平方メートル以下(29.5%)」と「70~90平方メートル(22.6%)」の2つのゾーンに集中していた。
面積30~70平方メートルの「小戸型」タイプの賃貸住宅供給源が、賃貸派の間では高い人気を誇った。賃貸住宅供給源の面積を都市群別に見ると、長江デルタ、珠江デルタ、長江中流の各地域では、面積50平方メートル以下の物件に集中していた。成渝(四川省成都市と重慶市一?。┒际腥氦扦?、面積70~90平方メートルの物件が中心だった。間取りからみると、1ベッドルームと2ベッドルームが中心で、2017年と比較すると、2018年に間取りの変化が大きかった地域は珠江デルタ地域で、賃貸住宅の主要な間取りは、2ベッドルームから1ベッドルームに変わり、1ベッドルーム供給量の割合は前年比12.6%増加した。
內(nèi)覧數(shù)については、2018年全國賃貸住宅市場供給源の內(nèi)覧數(shù)は前年比26%増加した。春以降、卒業(yè)シーズンが內(nèi)覧のピークとなった。內(nèi)覧數(shù)を価格帯別にみると、賃貸住宅市場における主な需要価格は、月額「500~1千元」と「1千~1500元」に集中しており、「2千元以下」が全體の79.4%を占めた。
月賃貸料のシーズン別動向をみると、6~8月の卒業(yè)シーズンは、多くの大學(xué)卒業(yè)生が賃貸住宅市場に入ることから、賃貸料の変動にある程度影響が及んだ。このうち8月の賃貸料が年間を通して最も高かった。2~4月は、春節(jié)(舊正月)の影響を受け、市場にはまだ活況が戻ってきておらず、賃貸料が年間で最も低かった。賃貸料を重點(diǎn)モニタリング都市別でみると、現(xiàn)在、21都市の月賃貸料は、1平方メートルあたり40元、北京?深セン?上海?杭州5都市では50元を上回っている。賃貸料の上げ幅でみると、21都市の月賃貸料の上げ幅は軒並み、前年比5%以內(nèi)にとどまった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月3日
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