中國(guó)の新型高速列車「復(fù)興號(hào)」が再び異彩を放とうとしている。世界で初めて時(shí)速350キロ自動(dòng)運(yùn)転機(jī)能を?qū)g現(xiàn)することになった。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。

中國(guó)鉄路総公司の陸東福社長(zhǎng)は2日、中國(guó)鉄路総公司の事業(yè)會(huì)議で、「時(shí)速300?350キロの高速鉄道の自動(dòng)運(yùn)転技術(shù)は現(xiàn)在世界で空白狀態(tài)だが、當(dāng)社は研究開(kāi)発に取り組んでおり、同技術(shù)を京張高速鉄道で初めて応用する予定」と明らかにした。

◆ATO設(shè)備が運(yùn)転士の代わりに

中國(guó)鉄道科學(xué)研究院への取材によると、現(xiàn)在の高速列車はいずれも中國(guó)列車運(yùn)行制御システム（CTCS）に守られながら、運(yùn)転士が運(yùn)転している。

同研究院の専門家（以下「専門家」）は「高速列車の運(yùn)転士は配車命令、前方の信號(hào)表示、線路狀況などの狀況に基づき、列車の発車、加速、減速、停車を自ら操作している。操作は運(yùn)転士が行い、安全はATPが守る」と述べた。

ATPは列車の速度超過(guò)防止設(shè)備で、列車の運(yùn)行速度をリアルタイムで監(jiān)督する。列車運(yùn)行の制限條件に基づき列車の制動(dòng)システムを自動(dòng)的にコントロールし、列車の速度超過(guò)を防止する。

「技術(shù)の発展に伴い、ATO（高速列車自動(dòng)運(yùn)転）設(shè)備が運(yùn)転士の代わりになることがすでに現(xiàn)実になっている。地下鉄ではすでに多くのATOシステムが採(cǎi)用されている」。専門家によると、中國(guó)鉄路総公司も珠江デルタの莞恵、仏肇の2本の時(shí)速200キロ都市間鉄道でATOを使用している。営業(yè)速度が時(shí)速200キロの鉄道でATO設(shè)備が使用されたのはこれが世界初だという。

◆発車ボタンを押すだけ

ATOは大掛かりなシステムで、駅に設(shè)置される地上設(shè)備、列車內(nèi)に設(shè)置される車載設(shè)備、これらの設(shè)備間で情報(bào)伝達(dá)を行う通信システムに分かれる。

専門家は「ATOの採(cǎi)用後、運(yùn)転士は発車ボタンを押すだけで駅から自動(dòng)的に発車させ、駅の間で自動(dòng)的に運(yùn)行させ、運(yùn)行時(shí)間を計(jì)畫(huà)に従い自動(dòng)的に調(diào)整させ、駅で正確に停車させ、停車後に自動(dòng)的にドアを開(kāi)閉することができる」と話した。

専門家は特に、ATOのすべての運(yùn)行がATPシステムの監(jiān)督下で行われ、運(yùn)行中の安全はATPが十分に保証すると強(qiáng)調(diào)した。

ATO設(shè)備が運(yùn)転操作の一致性を保証するため、運(yùn)転士の運(yùn)転技術(shù)による差がなくなり、運(yùn)行計(jì)畫(huà)に従い正確に走行でき、輸送能力を効果的に高めることができる。

◆國(guó)産CTCS3＋ATO列車制御システム、18萬(wàn)6397キロの厳しいテストに合格

時(shí)速80キロで、駅間距離が數(shù)キロの地下鉄と比べると、時(shí)速350キロの高速鉄道は営業(yè)速度がより速く、駅間距離も通常は數(shù)十キロある。

同研究院はCTCS3＋ATO列車制御システムの開(kāi)発において、高速鉄道の運(yùn)行の特徴に基づき、スマート鉄道建設(shè)の需要を見(jiàn)據(jù)え、実用性とスマート化のレベルアップに取り組んだ。

中國(guó)鉄路総公司は2018年6月から9月にかけて、京瀋総合試験區(qū)間CTCS3＋ATO列車制御システムテストを?qū)g施した。専門家は、「94日間にわたる運(yùn)行距離が累計(jì)18萬(wàn)6397キロに及ぶテストにおいて、同研究院が開(kāi)発した自動(dòng)運(yùn)転設(shè)備は安定的に運(yùn)行し、列車を正確に制御し、すべてのテスト內(nèi)容に無(wú)事合格した。まもなく高速鉄道路線で第1陣として初めて試験運(yùn)行に投入される計(jì)畫(huà)だ」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年1月3日