孫霞さん(45)は、青島公共交通集団検査大隊料金集計センターの「女性部隊」のメンバーであり、部隊で唯一の、「損傷紙幣修復(fù)技術(shù)者」でもある。同センターで働く68人の女性は、青島市街地中心部の公共交通システム(路線バス)のバス乗車料金を數(shù)え、整理し、修復(fù)する業(yè)務(wù)に攜わっている。取り扱う現(xiàn)金の額は1日あたり20萬元(1元は約16.6円)を上回り、その多くが5角(0.5元)や1元の小銭で、祝休日にはその數(shù)が倍増する。新華網(wǎng)が伝えた。
損傷紙幣修復(fù)を?qū)熼Tとする女性技術(shù)者?孫さんは、毎日、集められたバス料金を數(shù)えるだけでなく、偽通貨を識別し、損傷紙幣を修復(fù)する。修復(fù)されきちんと整えられた破損紙幣は、一定額に達(dá)すると上納する。これは、修復(fù)技術(shù)者の繊細(xì)さと根気強さが試される仕事だ。5角札を修復(fù)する孫さんの様子を観察していると、約15分間かけて、山のように積み上げられた破損紙幣の中から、破れた紙幣の殘り半分を探しだしていた。彼女の師匠は、「たとえ1角や2角という少額紙幣でも、組織の収入として、塵も積もれば山となる。ほんの小額でも侮ってはならない」と彼女に教えてくれたという。
孫さんは、この分野では一目置かれている高級専門技術(shù)者だ。名人である彼女の手で修復(fù)された紙幣は累計120萬枚、額面金額は30萬元をそれぞれ上回る。こうした積み重ねは、まさに、國家のために「一粒殘さず倉庫に納める」の実踐の証といえよう。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月8日