日本のアニメ映畫の輸入配給がますます多くなっているのはなぜか?
2017年の中國(guó)大陸部の日本アニメ輸入配給數(shù)は5本、2018年は6本だったが、2019年はまだ半年もたっていないのにすでに9本に達(dá)している。ここ數(shù)年、輸入配給される日本アニメ映畫がますます多くなっているのはなぜか?程副総裁はいくつかの見方を示した。一つには、日本がもともと世界最大の優(yōu)れた知的財(cái)産権創(chuàng)出國(guó)の一つであることが挙げられる。中國(guó)だけでなくハリウッドでも日本の作品をもとにしたリメイク作品がますます多くなっており、これは世界中の創(chuàng)作に攜わる人の共通認(rèn)識(shí)になっている。
その一方で、中國(guó)の映畫市場(chǎng)がますます成熟し、観客の好みもますます安定してきたこともその一因となっている。この2年は、ハリウッドの文蕓作品であれ、マイナー言語で製作された?jī)?yōu)れた映畫であれ、中國(guó)への輸入配給がますます増えていることは、國(guó)內(nèi)の市場(chǎng)が成熟し、しかも業(yè)界従事者の観點(diǎn)も広がったことを示している。程副総裁は、「これはとても良いこと」と評(píng)価している。
ハイクオリティーな文蕓アニメ作品も多くの観客を動(dòng)員
鳳儀伝媒が「ドラえもん」という小學(xué)校低學(xué)年児?幼稚園児向けアニメ映畫を?qū)熼Tに輸入配給しているのと異なり、光線彩條屋影業(yè)は「君の名は。」や「打ち上げ花火、下から見るか?橫から見るか?」など強(qiáng)い個(gè)性を持つ作品を多く手掛けている。新海誠(chéng)監(jiān)督作品はスタイルが鮮明で、その畫風(fēng)は耽美的であり、それが新海作品の一大セールスポイントとなっており、多くの文蕓青年から賞賛されている。當(dāng)時(shí)、光線彩條屋影業(yè)は作品自體のスタイルをマーケティングの切り口とし、畫像加工フィルターでネットユーザーがアップした寫真をすべて新海作品風(fēng)に加工し、一時(shí)は「新海誠(chéng)フィルター」がかかった寫真がネット上に次々と投稿された。光線彩條屋影業(yè)はそれ以前に青春映畫を宣伝した際に開拓した宣伝ルートを通じて、「君の名は?!工?億7500萬元という興行成績(jī)で、現(xiàn)在までに輸入配給された日本映畫興行成績(jī)でトップの位置に押し上げた。
今年3月初めに公開された「夏目友人帳」も文蕓的でさわやかな作風(fēng)で、評(píng)判も高く、映畫レビューサイト「豆瓣」の評(píng)価で8.0ポイントをあげ、その興行成績(jī)も1億1500萬元と比較的理想的な結(jié)果を挙げた。すでに6月21日の公開が決まっている宮崎駿のアニメ「千と千尋の神隠し」は作品自體のクオリティーが非常に高く、それに加えて「懐かしい作品」であることを前面に打ち出しており、昨年12月に上映された「となりのトトロ」の興行成績(jī)1億7300萬元を超える好成績(jī)を上げる可能性もあるとみられている。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月12日