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中國(guó)での上映が半年で9本!日本のアニメ映畫がますます増えている理由とは?

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2019年06月12日09:41

2019年はまだ半分も過(guò)ぎていないが、中國(guó)大陸部の映畫館では日本のアニメ映畫作品がすでに9本上映された。しかもこの9本には、6月21日公開(kāi)予定の宮崎駿アニメ作品「千と千尋の神隠し」、7月公開(kāi)予定の劇場(chǎng)版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅱ.lost butterfly」、劇場(chǎng)版「機(jī)動(dòng)戦士ガンダムNT」、そして公開(kāi)が見(jiàn)込まれる新海誠(chéng)監(jiān)督の最新アニメ「天気の子」と劇場(chǎng)版「名探偵コナン 紺青の拳」は含まれていない。2015年に「STAND BY MEドラえもん」が中國(guó)大陸部で公開(kāi)され、5億3千萬(wàn)元(1元は約15.7元)という興行成績(jī)を上げた後、中國(guó)大陸部で公開(kāi)される日本のアニメ映畫作品は全體的に増加傾向にあり、しかもその興行成績(jī)も全體的に優(yōu)れていた。特に5本の「ドラえもん」シリーズはどの作品も興行成績(jī)が億超えし、このシリーズだけで4本が中國(guó)で公開(kāi)された日本アニメ映畫作品の興行成績(jī)トップ10にランクインした。

5年連続で「ドラえもん」シリーズを輸入配給した鳳儀娯楽の程育海副総裁は、「日本のアニメ映畫が大量に中國(guó)大陸部で輸入配給されているのは、中國(guó)大陸部の市場(chǎng)が徐々に成熟していることの表れだ。中國(guó)の観客には世界で最も優(yōu)れた文化娯楽作品を見(jiàn)る権利がある。そして業(yè)界従事者としては、國(guó)內(nèi)の主流価値観に合致した映畫を製作するほかにも、映畫形態(tài)を豊富にし、文化的形態(tài)を多様化させなくてはならない」との考えを示した。

「STAND BY MEドラえもん」から始まった日本アニメ映畫ブーム

2015年まで、國(guó)內(nèi)で毎年公開(kāi)される日本のアニメ映畫は極めて少なかった。2007-2009年、中國(guó)大陸部で「ドラえもん のび太の恐竜」、「ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~」、「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」が公開(kāi)されたが、興行成績(jī)は慘憺たるものだった。2010-2011年、「名探偵コナン」劇場(chǎng)版が2本連続して國(guó)內(nèi)で上映されたが、この作品の興行成績(jī)もそれほど振るわなかった。2012-2014年の3年間、日本アニメは國(guó)內(nèi)の映畫館で上映されなかった。

しかし2015年5月28日に「STAND BY MEドラえもん」が中國(guó)大陸部で公開(kāi)されたことは、中國(guó)大陸部の日本アニメの輸入配給におけるターニングポイントだったと言える。これより前の6年間、「ドラえもん」シリーズは中國(guó)大陸部の市場(chǎng)に入ってきていなかった。當(dāng)時(shí)、同作品の日本側(cè)配給元は中國(guó)での提攜先を探そうとしており、鳳儀娯楽もその選択肢に入っていた。この映畫を見(jiàn)るために同僚と日本に行った程副総裁は、「上映時(shí)の効果は非常に良かった。私の同僚も、そして日本の映畫館の観客も泣いていた」と語(yǔ)る。映畫を見(jiàn)ている最中に、程副総裁はこの作品のクオリティーは問(wèn)題ないと非常にはっきりと感じ、中國(guó)への輸入配給を決めた。

最終的に、「STAND BY MEドラえもん」はすべての人の予想を裏切り、5億3千萬(wàn)元という興行成績(jī)で、輸入配給された日本映畫のうち、當(dāng)時(shí)興行成績(jī)が最も良い作品となった。2016年、中國(guó)大陸部の日本アニメ映畫輸入配給數(shù)は2本から9本に激増し、日本アニメ作品輸入配給ブームが到來(lái)した。

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