中國児童センターと社會科學(xué)文獻(xiàn)出版社は20日、北京で「中國児童発展報告（2019）?児童の學(xué)校以外での生活狀況（以下、「報告」）」を共同で発表した。報告によると、中國の児童の塾通いは日常化しており、塾はすでに學(xué)校以外での生活の重要な構(gòu)成要素となっている。児童の6割が塾に通っており、塾で學(xué)ぶ時間は、平日5日間の累計が3.4時間、週末2日間の累計が3.2時間にそれぞれ達(dá)している。児童一人當(dāng)たりの塾費(fèi)用は、年間平均9211元（約13萬8千円）に上り、世帯総収入の12.84％を占めている。

報告では、全國10都市?農(nóng)村に住む幼稚園?小學(xué)校?中學(xué)校に通う3歳から15歳までの児童（または保護(hù)者）1萬4874人を?qū)澫螭藢g施されたアンケート調(diào)査をもとに、児童の學(xué)校以外での生活の時間の使い方?塾通い?日常の休憩時間?長期休暇中の學(xué)校以外での生活?學(xué)校以外での生活に対する評価という5つの角度から、基本狀況?影響を及ぼす要素および児童の成長に対する影響が分析されている。

報告の概要は以下の通り。

受験対策を重視する教育は、児童の塾通いに多大な影響を及ぼしている。児童あるいは保護(hù)者に塾に通う目的について尋ねたところ、「成績アップのため」が44.39％を占め、「知識を得るため」（32.83％）、「勉強(qiáng)の方法を知るため」（21％）、「學(xué)習(xí)習(xí)慣を身につけるため」（17.81％）などが続いた。

學(xué)校に通う平日、各児童の學(xué)校以外での生活の平均時間配分において、最も時間を割いている活動は「宿題（學(xué)校の宿題?塾の宿題?保護(hù)者が出した宿題?その他宿題を含む）」で、割いている時間は87.85分に達(dá)した。週末については、児童が學(xué)校以外での生活で割いた時間が最も多かった活動は外出（遊び）で116.20分。長期休暇では、「夏休みに親戚や友人を訪ねた経験がある」と答えた児童は78.7％、「旅行をしたことがある」とした児童は62％だった。