映畫「我和我的祖國(guó)(Me and my country)」はこの1カ月以上にわたり、7つの歴史的な瞬間を描いたストーリーの予告編を公開(kāi)してきた。そのうち管虎(グアン?フー)監(jiān)督の「前夜」は、1949年10月1日の建國(guó)の大典の前夜を描いている。天安門広場(chǎng)の旗のポールを設(shè)計(jì)し、設(shè)置した林治遠(yuǎn)さん(演?黃渤)らが、一分一秒を爭(zhēng)い、數(shù)多くの問(wèn)題を乗り越え、建國(guó)の大典で中國(guó)初の五星紅旗が無(wú)事掲揚(yáng)されるよう奮闘する物語(yǔ)だ。國(guó)際在線が伝えた。
1949年10月1日午後3時(shí)、北京の天安門広場(chǎng)で行われた建國(guó)の大典にて、毛主席は全世界に「中華人民共和國(guó)中央政府が本日成立した」と宣言した。その後自ら電動(dòng)國(guó)旗掲揚(yáng)ボタンを押し、新中國(guó)初の五星紅旗がゆっくりと掲げられた。これはすべての中國(guó)人にとって、非凡な意義を持つ歴史的瞬間であった。
従來(lái)の主流映畫と異なり、「前夜」は建國(guó)の大典という輝かしい瞬間や天安門の城樓の上に並んだ偉人の姿に重點(diǎn)を置かなかった。管虎監(jiān)督は「歴史的な大きな変化における普通の市民の人生経験」にスポットを當(dāng)て、林治遠(yuǎn)など徹夜で働いた労働者や祖國(guó)に思いを寄せる一般の人々を描いた。黃渤(フアン?ボー)が演じる林治遠(yuǎn)は當(dāng)時(shí)の建設(shè)局技術(shù)責(zé)任者で、天安門広場(chǎng)の旗のポールを設(shè)計(jì)し、設(shè)置した人物でもある。黃渤は役柄に近づくため、演技でも自らポールに上り、溶接など危険な作業(yè)もこなした。撮影中には手に傷を負(fù)ったという。黃渤の他に、王千源(ワン?チェンユアン)、歐豪(オウ?ハオ)、梁靜(リャン?ジン)、佟大為(トン?ダーウェイ)らが演じる人物にもモデルがいる。そのため物語(yǔ)がよりリアルで感動(dòng)的になり、溫もりを帯びている。
映畫「我和我的祖國(guó)」は7つのストーリーに分かれている。新中國(guó)成立から70年間の7つの歴史的瞬間を題材としており、中國(guó)の繁栄?興隆の70年の縮図と言える。7つのストーリーはいずれも普通の市民が主役だ。建國(guó)の大典の前夜に國(guó)旗を無(wú)事に掲揚(yáng)するため一分一秒を爭(zhēng)った作業(yè)員、初の原子爆弾実験成功の裏側(cè)で人知れず青春を捧げた科學(xué)研究者、北京五輪の開(kāi)催期間中の親切なタクシー運(yùn)転手など、本作は祖國(guó)の輝かしい瞬間を裏で支えた一般人にスポットを當(dāng)てている。全國(guó)民に共通する記憶を一つにし、より現(xiàn)実に根差した、心溫まる記念映畫となった。
本作は9月30日に全國(guó)で上映される。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年9月12日