ニキビができやすい人は、食べ物に気をつけなければならないというのは、誰(shuí)もが知ってる注意點(diǎn)であり、「辛い食べ物はニキビができやすいからダメ」というのはなかでも良く知られている説といえる。では辛い食べ物を食べることで本當(dāng)にニキビができるのだろうか?ニキビが出にくい食べ方とは?広州日?qǐng)?bào)が伝えた。
〇辛い食べ物とニキビに直接的な因果関係無(wú)し
広州醫(yī)科大學(xué)附屬第三病院臨床栄養(yǎng)科主任中醫(yī)師の劉佳博士は、「現(xiàn)在までに辛い食べ物とニキビとの直接的な関係を立証するに足る臨床的な根拠は存在しない。唐辛子は、血液循環(huán)を速める働きがあるにすぎず、それによって體內(nèi)の代謝スピードが速まる可能性はある」と指摘した。
それでは、辛いものを食べるとニキビができやすいのはなぜか?劉博士は、「人が辛いものを食べると、発汗が促され、顔が火照り、ニキビも赤くなるように見(jiàn)える。だが、これは、ニキビそのものとはあまり関係がない。確かに、辛いものを食べると、部分的に血液循環(huán)が速くなり、皮膚の溫度が上昇し、炎癥が深刻になる可能性はある。実は、火鍋やザリガニ、BBQなどの辛いものを食べると、ニキビが悪化するように感じるが、これは主に、多くの人が辛いものと同時(shí)に炭酸飲料やジュースを摂取することが原因だといえる。このほか、これらの食べ物は、脂肪分や塩分が多く含まれており、これらはいずれも、皮膚にとってあまり良い成分ではない」と説明。
〇ニキビの元兇が「糖分」である理由は?
劉博士は、「実は、糖分は決して體にとって悪いものではなく、體內(nèi)の血糖値が低すぎると、めまいや動(dòng)悸を感じたり、冷や汗が出たりすることがあり、これらの癥狀を緩和するためには、急ぎ大量の糖分を摂取する必要がある。したがって、血糖値を正常なレベルに維持し続けることは、非常に大切なことだ。だが、糖分を過(guò)剰摂取すると皮下脂肪腺から油脂が過(guò)剰分泌されてしまい、毛穴がふさがり、感染癥や炎癥反応が生じ、ニキビも悪化する可能性がある。このほか、糖分は、皮膚の色を暗くし、皮膚の老化を加速する原因ともなる」としている。
〇ニキビ予防には何を食べたら良い?
広州醫(yī)科大學(xué)附屬第三病院皮膚科主任の翁智勝醫(yī)師は、「皮脂の過(guò)剰分泌は、ニキビの主な原因の一つ。皮脂腺の活発度は、主に遺伝的な要因と男性ホルモンによって左右される」と説明する。
オイリー肌の人はニキビで悩む人が多い。また、皮脂の過(guò)剰分泌は毛穴の広がりや皮膚の黒ずみなどの主な原因ともなる。また、食べ物がオイリー肌に及ぼす影響は、その他の肌タイプより目立っている。研究によると、「糖分」が多く含まれる食べ物が人體に入ると、胃腸での消化スピードが速く、吸収率が高く、ブドウ糖が速やかに放出される。これによって血糖値が急上昇すると、高インスリン血癥を招く。つまり、血液中のインスリン含有量が、正常値を上回るようになる。インスリン含有量が多くなると、ニキビの形成が促進(jìn)される。
劉博士は、「日常的な食事では、雑穀、豆類(lèi)、乳製品、フルーツ酸が多く含まれる果物(リンゴ、サクランボ、キウイフルーツなど)、全麥?zhǔn)称?、食物繊維を多く含む食品を多めに摂るよう心掛けること。同時(shí)に、ビスケットやスイーツ、加工度が高く糖分が多く含まれるインスタント食品などの『糖分過(guò)多食品』の摂取はできるだけ控えた方が良い」と提案している。
「オイリー肌の人は、乳製品の摂取量も控えた方が良い。乳製品がニキビの発生と関係があることは、臨床的に証明されている。その原因は、牛乳に含まれるカゼインが、間接的に炎癥と皮脂分泌を促進(jìn)する働きがあるからだ。オイリー肌の人にとって、あっさりした、糖分含有量の低い食品を多くとる健康的な飲食習(xí)慣が、スキンケアにとって非常に大切であり、高額のスキンケア製品が健康的な飲食習(xí)慣に取って代わることは不可能だ」と劉博士は続けた。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年9月9日