中國警察による偽造品一掃に感謝　日本のゲーム企業(yè)大手が「限定版」を贈(zèng)呈

人民網(wǎng)日本語版　2019年09月09日16:42

中國政府による知的財(cái)産権保護(hù)事業(yè)が、外國企業(yè)によって認(rèn)められている。日本のゲーム大手任天堂は昨年末、深セン市市場?品質(zhì)監(jiān)督管理委員會(huì)福田局に対し、「法律執(zhí)行の先鋒、権利保護(hù)の規(guī)範(fàn)」を讃える橫額を贈(zèng)呈し、「知的財(cái)産権を厳格に保護(hù)し、企業(yè)の権益を積極的に保護(hù)した」ことに対して賞賛ならびに感謝の意を表した。毎日経済新聞が報(bào)じた。

また、バンダイナムコはこのほど、上海市公安局黃浦支局に対し、金色の限定版「ユニコーンガンダム」と「法律執(zhí)行?権利保護(hù)先鋒、知的財(cái)産権の護(hù)衛(wèi)」を讃える橫額を贈(zèng)呈し、警察職員が違法者を逮捕したことに感謝した。ネットユーザーらは、「これらの外國企業(yè)は、『郷に入れば郷に従う』をかなり理解している」と感嘆のコメントを寄せている。

これら2つの出來事は、おそらく小さな事だが、背後にあるシグナルは極めて重要なことだ。つまり、中國はさらに開放規(guī)模を拡大しており、ビジネスを取り巻く環(huán)境もますます良くなっていることを示唆している。

〇日本企業(yè)が感謝する背後には3億元にも上った事件関連金額

6日、上海電視臺(tái)（上海テレビ）総合ニュース番組「案件聚焦」は、動(dòng)畫投稿アプリ「TikTok」の公式アカウントで、「警察が偽造品製造グループを摘発したことに感謝して、日本のバンダイナムコが上海市公安局黃浦支局に対し、金色の限定版ユニコーンガンダムを贈(zèng)呈した」ことを伝える動(dòng)畫ニュースを公開した。

國內(nèi)の大手ゲームメディア「3DM GAME」サイトによると、バンダイナムコが上海警察に贈(zèng)呈した「ユニコーンガンダム」は、「金メッキ覚醒版PGユニコーン」という名前で、ガンダムの限定版という。

多くのネットユーザーは、「警民直通車―上?！工喂轿⒉ēΕДぅ堠`）上に、「このガンダムに目が釘付けになった。警察が安全防犯業(yè)務(wù)をしっかり行ってくれることを期待する。また、參観デーのイベントを開催してほしい」という內(nèi)容を投稿した。また、「上海警察がこのガンダムを抽選で市民にプレゼントしてくれないだろうか」と提案するネットユーザーもいた。

バンダイナムコは、日本の大手ゲーム企業(yè)で、本部は東京都品川區(qū)にある。企業(yè)信用調(diào)査情報(bào)によると、同社の業(yè)務(wù)は、おもちゃ、動(dòng)畫ゲーム、商業(yè)施設(shè)、アニメ、遊園地、コンピュータソフトなどに関連している。バンダイナムコ（上海）の公式サイトによると、バンダイナムコ（上海）互動(dòng)娯楽有限公司は、株式會(huì)社バンダイナムコエンターテインメントの中國拠點(diǎn)であり、2015年春に営業(yè)を開始した。上海の會(huì)社は、中國市場でのゲーム業(yè)務(wù)のさらなる発展と中國のゲーマーたちにゲームの楽しみをより深く體感してもらうことを目指して設(shè)立された。

また「案件聚焦」の公式微信（WeChat）に投稿された情報(bào)によると、上海警察は6月初め、ある手掛かりから、黃浦區(qū)の複數(shù)の店舗が販売しているアニメ?漫畫のフィギュアが、粗悪で完成度が低く、売価が相場のわずか三分の一だったことから、偽造品ではないかとの疑いがもたれた。これらのおもちゃは、「バンダイ」「梅格家」、「萬博」、「ニンテンドー」など複數(shù)のブランドに関連していた。権利元の企業(yè)に確認(rèn)したところ、これらのフィギュアは、商標(biāo)権を侵害する質(zhì)の悪い偽造品であることが判明し、その偽造品の種類は20種類以上にも上った。

上海警察は2019年8月、緻密な捜査と広東警察との協(xié)力捜査を経て、大掛かりな登録商標(biāo)違反事件を摘発し、アニメ?漫畫フィギュアの模造品123モデル100萬點(diǎn)以上、偽造鋳型約1200點(diǎn)および加工用旋盤や輸送用車両など犯罪関連品を押収し、事件関連金額は約3億元（約45億円）に上った。

二次元（アニメ?漫畫）の世界では、「オタクが壁一面にフィギュアを並べようとすると、北京のマイホームほどお金がかかる」と言われる。これは、アニメ?漫畫愛好家がフィギュアにどれだけのめりこんでいるかを表す言葉だ。また、このような狀況から、バンダイナムコが海賊版製品をどれだけ目の敵にしているかも見て取れる。

上海自由貿(mào)易區(qū)で先月発表された文章によると、上海自由貿(mào)易區(qū)のネガティブリストのうち、「外資企業(yè)がゲーム?娯楽設(shè)備の生産?販売業(yè)に従事し、外資獨(dú)資の娯楽施設(shè)や公演ブローカー企業(yè)を設(shè)立することを許可する」という措置の適用を受けて、バンダイナムコは、日本での五大業(yè)務(wù)分野のひとつである「オフライン娯楽事業(yè)」を中國市場に持ち込む戦略を固め、「ブランドを軸とする戦略」を発展方向に定め、中國における「1＋4」事業(yè)の版図の原形を形成し、各子會(huì)社が立ち上げたプロジェクトは、極めてスピーディに進(jìn)み、その速さは本部の予想を超えるほどだった。