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進(jìn)博會

質(zhì)を求める時代へ転換する中國はむしろ日本企業(yè)にとってチャンスに ジェトロ上海?小栗所長

人民網(wǎng)日本語版 2019年11月09日16:05

昨年開かれた第1回中國國際輸入博覧會(輸入博)では、468企業(yè)?団體が出展した日本。日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)(ジェトロ)は日本の中小企業(yè)など260社?団體の出展をとりまとめ、ハイエンド、食品?農(nóng)産品、醫(yī)療機(jī)器?醫(yī)薬保健、サービス貿(mào)易、日用品および服飾エリアにジャパンパビリオンを組織し、會期中のジャパンパビリオンにおける成約件數(shù)は3,037件、成約金額は約58億円に上った。10日まで開催中の第2回輸入博においても、日本全體で約380社?団體が出展し、國別では最大規(guī)模となっている。人民網(wǎng)が伝えた。

人民網(wǎng)のインタビューに応じるジェトロ上海代表処の小栗道明首席代表?所長(寫真右)。

今年、ジェトロは昨年分野別で特に高い成果を上げた「食品?農(nóng)産品」と「醫(yī)療機(jī)器?醫(yī)薬保健」の2つのエリアでそれぞれ108社と50社、計158社の企業(yè)?団體のとりまとめを行った。ジェトロ上海代表処の小栗道明首席代表?所長は人民網(wǎng)の取材に対して、その來場者の多さからしっかりとした手ごたえを感じただけでなく、「実際、食品でも目標(biāo)にしていた額の半分近い金額の商談見込みがこの2日間で出ている上、醫(yī)療についても、大きな商談がいくつか行われていると聞いている」とし、「昨年と比べ運(yùn)営が改善され、スムーズになってきている。昨年は第1回ということもあり、運(yùn)営面で行き屆いていないと感じた點もあったが、今年は會場內(nèi)の表示なども非常にわかりやすくなっており、企業(yè)の出展に対するバイヤー誘致にも非常に力を入れていると感じている」と評価した。

輸入博開幕前にジェトロが発表したプレスリリースで、中國の高齢化に著目し、介護(hù)ケア分野でのPRを行うとしていたように、中國では一歩先に高齢社會に突入している日本に學(xué)びたいという意欲が非常に高まっている。実際、中日両國の政府間でも昨年から高齢者に関する活動が広がってきており、ジェトロでも北京や上海、広州といった大都市だけでなく、內(nèi)陸の成都市や重慶市、山西省大原市といった地方都市を含む中國各地で高齢者ケアに関するマッチングといった機(jī)會を設(shè)ける活動を展開している。小栗所長も、「こうした中國側(cè)のニーズの高まりに応じて、日本企業(yè)側(cè)もそこに大きなビジネスチャンスを見つけていると思う」との見方を示した。

ジェトロの「醫(yī)療機(jī)器?醫(yī)薬保健」エリアのジャパンパビリオン。

また中國では近年、越境ECが急速な発展を遂げており、そこにビジネスチャンスを見出す日本の中小企業(yè)も増えている。実際、ジェトロでもこの2年ほどは越境ECに関わる相談數(shù)が目に見えて増えているということで、越境ECプラットフォームの販売者と日本の中小企業(yè)のマッチングの機(jī)會を設(shè)けたり、変化の激しい中國の越境EC事情に関する情報提供などを行うなど、非常に力を入れて取り組んでいる。今回の輸入博でも展示ブースの中に生中継エリアを設(shè)け、日本の中小企業(yè)の商品を紹介するという取り組みを行っていた日本企業(yè)もあったという。その一方で小栗所長は、「越境ECというのは一面、非常に楽なように見えるが、當(dāng)然ながらマーケットのことをよく知らないと、ただ単に製品が優(yōu)れているからといって、売れる訳ではない。また売り方を間違えると、値崩れを起こしたり、ブランドの価値を棄損してしまうといったようなリスクもある。その意味でも単純に越境ECだけを推奨するのではなく、市場のニーズに合わせた形でビジネスを展開していくことの重要性を伝えている」との見方を示した。

昨年の輸入博に引き続き、中國は開放の扉はより大きく開くのみというメッセージを発信しており、小栗所長も、「開放を本気で進(jìn)めていると強(qiáng)く感じている」としつつも、「一方で日本から中國を見ていると、多くの日本企業(yè)には中國の開放の思いがまだまだ伝わっていない部分があるのではないかと感じている」とした。そして1978年からスタートした中國の改革開放にいち早く呼応して、その中で大きな役割を果たしてきた日本企業(yè)に対し、「現(xiàn)在進(jìn)められている本當(dāng)の意味での改革開放においても大きな役割を果たし、ビジネスチャンスをつかんでいってもらいたい」との思いを語った。現(xiàn)在、中國はまさに成長のスピードを追求する時代から、質(zhì)を求める時代へと転換しつつあり、むしろ日本企業(yè)にとってのチャンスは広がっているとの見方を示し、「開幕式で習(xí)近平國家主席が、中國市場はこんなに大きい、世界の皆さん是非中國に來て、もっと見てくださいといったメッセージを発信した。これは私にとって今回一番印象に殘ったメッセージ。中國が一方的に開放するだけではやはり互いの交流は成り立たない。日本を含む世界の人々がもっと中國にたくさん來て、その現(xiàn)実を見て、交流し、それによってビジネスが発展していくことが重要だ」とした。(文?玄番登史江)

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月9日

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