中國(guó)人民銀行(中央銀行)が11日に発表したデータによると、マネーサプライ(通貨供給量)においては、10月末の広義のマネーサプライM2は前年同期比8.4%増だった。増加ペースは9月末と比べて橫ばいで、前年同期比では0.4ポイント上昇した。狹義のマネーサプライM1は前年同期比3.3%増だった。伸び率は9月末と比べて0.1ポイント低下し、前年同期比では0.6ポイント上昇した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。
交通銀行のチーフエコノミスト?連平氏は、「M2の伸び率が相対的に安定していることは、現(xiàn)在の通貨政策の流動(dòng)性サプライサイドにおける安定的な調(diào)整策を體現(xiàn)している」と分析。
統(tǒng)計(jì)によると、10月の新規(guī)人民元建て融資は6613億元(1元は約15.6円)と、前年同期と比べて357億元減少した。
また、10月の社會(huì)融資総量は6189億元で、前年同期と比べて1185億元減少した。1―10月期の社會(huì)融資総量は合わせて19兆4100億元で、前年同期と比べて3兆2100億元増加した。10月末時(shí)點(diǎn)の社會(huì)融資総量殘高は前年同期比10.7%増だった。
興業(yè)証券のチーフエコノミスト?王涵氏は、「全體的に見(jiàn)ると、10月の社會(huì)融資総量が減少したのは季節(jié)的な要素や消費(fèi)者金融の縮小、今年の特別債の限度額などの短期的な要素の影響を受けたため。一方で、社會(huì)融資全體を見(jiàn)ると安定しており、中?長(zhǎng)期の住宅ローンも相対的に安定している。そして、企業(yè)向けの中長(zhǎng)期融資が占める割合も回復(fù)している。そのため、融資の構(gòu)造は全體的に良好な狀態(tài)だ」と分析している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年11月12日