わずか10ヶ月の準(zhǔn)備期間を経て、中日の上場(chǎng)投資信託（ETF）の相互上場(chǎng)が実現(xiàn)した。上海証券取引所と日本取引所グループ（JPX）は25日、それぞれ中日FETF相互上場(chǎng)式典を行った。

中日が同時(shí)に上場(chǎng)投資信託（ETF）の相互上場(chǎng)を?qū)g現(xiàn)したことは、両國(guó)の投資家が自國(guó)にいながら相手國(guó)のETF商品の投資ができるようになることを意味する。中國(guó)で中日ETF相互上場(chǎng)の第1弾商品が上場(chǎng)され、中國(guó)の投資家には日本市場(chǎng)へ投資する新たなルートが加わった。

既存の資本市場(chǎng)相互接続メカニズムでは、上海と香港の両証券取引市場(chǎng)間の株式相互取引メカニズム「滬港通」が両地域の投資家が取引相互接続メカニズムを通じて相手市場(chǎng)の株式に直接投資することを可能にした。中日ETF相互上場(chǎng)が「滬港通」と異なる點(diǎn)は、中國(guó)內(nèi)の投資家が自國(guó)の資産運(yùn)用會(huì)社の発行するETFファンドを購(gòu)入し、適格國(guó)內(nèi)機(jī)関投資家（QDII）の投資枠を通じて日本取引所に上場(chǎng)する代表的ETF商品に投資するというところにある。

投資ターゲットをみると、ETF相互上場(chǎng)第1弾商品はほとんどの資金、またはすべての資金が相手市場(chǎng)の単獨(dú)のETFに投資されている。上場(chǎng)された4本の商品の公告をみると、主な投資対象はターゲットのETF、代表的指數(shù)の構(gòu)成銘柄、非構(gòu)成銘柄、同一の代表的指數(shù)をフォローする株式指數(shù)先物などの金融派生商品（デリバティブ）であり、ETFに投資するファンドの占める割合はファンドの純資産総額の90％以上となる。

現(xiàn)在、中日ETF相互上場(chǎng)の4本の商品はすべて上場(chǎng)を果たし、投資家は上海取引所の會(huì)員証券會(huì)社の営業(yè)部において二級(jí)市場(chǎng)（流通市場(chǎng)）取引に參加することができる。

中日ETF相互上場(chǎng)商品に投資するかどうかについて、「中日ETF相互上場(chǎng)商品を検討していいと思う。日本市場(chǎng)の評(píng)価額は相対的に低く、そしてA株との関連性が低いので、資産の分散配置が可能になる」と話す北京の投資家がいる。しかし、「この商品は新しくて、まだよくわからない」と話す別の投資家もいる。

中國(guó)市場(chǎng)學(xué)會(huì)金融學(xué)術(shù)委員を務(wù)める東北証券研究ディレクターの付立春氏は、「中日両市場(chǎng)には大きな違いがあり、ETFの相互上場(chǎng)は今は第一歩に過ぎず、範(fàn)囲は狹い。個(gè)人投資家は、自分のリスク対応力に応じて、チャンスをしっかり見すえ、徐々に理解し、徐々に適応するべきであり、特に國(guó)境を越えた一連の不確定リスクに注意すべきだ。投資家はまず経験を蓄積し、中日資本市場(chǎng)協(xié)力がさらに進(jìn)展し、相互接続の範(fàn)囲がさらに拡大した後で、より大きな投資収益を狙えばよい」との見方を示す。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月26日