北京で2人のペスト患者を受け入れたことに世論の注目が集まっている件について、中國疾病予防コントロールセンターは13日、公式サイトに「ペストは予防と治療が可能で、北京市民は過度に感染リスクを心配する必要はない」とする文章を掲載した。人民網(wǎng)が伝えた。
同センターは、「北京市はペストの発癥地ではなく、自然環(huán)境中にペスト菌は存在しない。ネズミもペスト菌を保有していない。市民がネズミなどの動(dòng)物との接觸で感染する恐れはない」としている。
患者2人の受け入れが判明した後、北京市衛(wèi)生健康システムでは直ちに2人の患者を隔離治療し、患者らが北京市にやって來てからの実際の行動(dòng)など対する詳細(xì)な疫學(xué)調(diào)査、曝露群に対する詳細(xì)な徹底調(diào)査、接觸者に対する醫(yī)學(xué)観察と予防性服薬、関連場所に対する徹底的な消毒を行うと同時(shí)に、発熱患者へのモニタリングを強(qiáng)化しており、今回ペストがさらに拡散するリスクは極めて低い。市民は正常な仕事や生活、醫(yī)療機(jī)関受診が可能で、感染リスクを心配する必要はない。
報(bào)道によると、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)錫林郭勒(シリンゴル)盟衛(wèi)生健康委員會と北京市朝陽區(qū)衛(wèi)生健康委員會は13日夜に共同で、「2019年11月12日、內(nèi)蒙古自治區(qū)錫林郭勒盟蘇尼特(ソニド)左旗で、専門家の立ち合い診察の結(jié)果、2人が肺ペスト患者と診斷された。現(xiàn)在、患者は北京市朝陽區(qū)の関連醫(yī)療機(jī)関で適切な治療を受けており、関連予防コントロール措置が実施されている」との情報(bào)を発表した。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月14日