北京大學(xué)の動物學(xué)博士で、カリフォルニア大學(xué)バークレー校ポストドクターの李娟氏はこのほど、國內(nèi)外のユキヒョウ研究?保護機関と協(xié)力し、保全生物學(xué)の國際誌「Biological Conservation」に英文の論文を掲載し、的を絞った保護策を打ち出した。中國のユキヒョウ研究者が世界のユキヒョウ保護策に対して先駆けて科學(xué)的な提案を行ったのはこれが初めてでもある?？萍既請螭瑏护à俊?/p>

注意すべきなのは、內(nèi)外のさまざまな原因により、ユキヒョウの頭數(shù)が世界最多であるにも関わらず、中國は1970年代から現(xiàn)在に至るまで世界のユキヒョウ保護の「參加者」に留まっていた。今回のユキヒョウ研究で、中國は「リード役」になった。この立場の変化にはどのような情報が含まれるのだろうか。これは責(zé)任を意味する。野生動物の研究?保護の現(xiàn)狀をめぐる中國の責(zé)任はさらに重くなる。これは中國主導(dǎo)の國を跨ぐユキヒョウ研究?保護の現(xiàn)在と未來にとっては喜びと不安が半々。

不安とは、研究と保護の努力は単にユキヒョウを保護するのではなく、生態(tài)系全體に恵みをもたらす必要があることだ。野生動物保護は誰にも責(zé)任があり、法の下でいかに効果的な保護を行うかが、我々の眼前に突きつけられた課題だ。また中國の民間組織が2018年に共同発表した「中國ユキヒョウ調(diào)査?保護の現(xiàn)狀」報告書によると、すべてのユキヒョウ分布國においてユキヒョウの基礎(chǔ)データが不足しており、それが原因で詳細な保護目標(biāo)と保護計畫の策定が困難になっている。高原環(huán)境では野生動物の密度が低い。人々は20數(shù)年前、1頭のユキヒョウの生活範(fàn)囲を58平方キロメートルと試算した。だがより正確なGPS搭載の首輪を使用したところ、この數(shù)値が一挙に1590平方キロメートル以上に拡大した。幅広い地域には、多くの山と氷河が存在している。ユキヒョウは朝と夕方に警戒心が強いという習(xí)性も研究?保護を難しくしている。

喜びとは、野生動物の國を跨ぐ研究?保護が世界ですでに主流になっていることだ。この微妙な立場の変化は、中國のユキヒョウ研究の科學(xué)研究能力が向上し、中國のユキヒョウ研究者が、ますます多くの國際的アジェンダで発言権を持つようになっていることを意味する。中國のユキヒョウ研究?保護への重視の強化は、中國の研究?保護者の研究発表を後押ししている。さらに世界のユキヒョウ生息地と個體群の3分の2が中國に分布している。この重要動物の保護における中國の重要な地位により、世界も「中國の聲」と「中國の行動」に期待している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月12日